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【BCG×フロントランナー化学反応スパーク対談】

日本女子サッカーリーグ専務理事・田口禎則
×BCG日本代表・水越豊【中編】
名選手はなぜ、名監督になれないか?
優れたリーダー、萎えさせるリーダーの違い

田口禎則 [日本女子サッカーリーグ 専務理事],水越 豊 [ボストン コンサルティング グループ 日本代表]
【第5回】 2013年11月8日
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日本女子サッカーリーグを育てた日本女子サッカーリーグの専務理事・田口禎則氏(左)とボストン コンサルティング グループ日本代表・水越豊氏

優秀なビジネスパーソンが必ずしもマネジャーとして成功しないように、スポーツ界でも、名選手が必ずしも名監督になれる訳ではない。ましてや、異性を相手にするとしたら、なおさらだ。

元Jリーガーの田口禎則氏は、日本女子サッカーリーグの専務理事に就任する以前、浦和レイナス(現さいたまレイナス)の監督も経験している。田口氏はどのようにして女子選手のモチベーションを上げ、チームを優勝へと導いたのだろうか?

女性や若手社員の育成にも通じるヒントについて、ボストン コンサルティング グループの日本代表、水越豊氏が探る。
(構成 曲沼美恵/撮影 宇佐見利昭)

選手一人ひとりの体力と運動能力を
データで把握することからスタート

水越 前編では、日本女子サッカーリーグがたどってきた歴史を簡単に振り返っていただきました。田口さんがそのリーグをどのように運営されているのか、を伺う前にまずは監督時代の経験について、詳しくお聞きしたいと思います。

 田口さんはリーグ事務局に入られる以前、浦和レイナスの監督をされています。その時点で、女子サッカーに対する知識や興味はどれくらいお持ちだったのでしょうか?

田口 最初はまったくと言っていいほど、ありませんでした。逆に言うと、監督をやらせていただいた4年間で随分と勉強させてもらった、と感じています。あの経験があったからこそ、今こうしてリーグ運営ができていると思いますね。

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田口禎則 [日本女子サッカーリーグ 専務理事]

たぐち・よしのり/1965年生まれ、埼玉県浦和市(現・さいたま市)出身。浦和南高校から筑波大学を経て1989年、全日空入社。全日空サッカークラブ(後の横浜フリューゲルス)で4年間プレー。Jリーグ発足後の1993年サンフレッチェ広島に移籍。1994年、浦和レッズに移籍。レギュラーとして活躍した。1999年に現役引退。その後、当時の浦和市議会議員に初当選。2003年には埼玉県議会議員に当選した。2001年から浦和レイナス(のちにさいたまレイナス)の監督に就任。2004年Lリーグ初優勝に導く。2005年浦和レッズレディースへの組織変更に伴って勇退。2006年、Lリーグから生まれ変わった「なでしこリーグ」実行委員会総務主事に就任。2011年から現職。

水越 豊 [ボストン コンサルティング グループ 日本代表]

みずこし・ゆたか/東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営学修士(MBA)。新日本製鐵株式会社を経て現在に至る。BCGテクノロジー・メディア・テレコミュニケーション・プラクティス、ヘルスケア・プラクティス、エネルギー・プラクティスのコアメンバー。なでしこリーグへの無償のコンサルティング支援(プロボノ・プロジェクト)を担当。著書に 『BCGG戦略コンセプト』(ダイヤモンド社)、また監修に『新興国発 超優良企業 GLOBALITY』(講談社)がある。学生時代はラグビー部に所属。幅広い競技に対して解説者並みの知見を持つBCGのスポーツ博士。


【BCG×フロントランナー化学反応スパーク対談】

ボストン コンサルティング グループ(BCG)は世界をリードする戦略系経営コンサルティングファームである。そのパートナーが、ビジネス界とは異なる世界で活躍するフロントランナーへのインタビューを通じて、ビジネスパーソンが直面する課題解決への示唆を紡ぎだす。ビジネス外のプロフェッショナルとビジネスのプロが率直に語り合う異種格闘技戦。思いもかけない化学反応がおき、ビジネスパーソンにとって大きなヒントが導き出せるだろう。

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