検索結果を並べ替え、低コストの優良ファンドを見つけ出せ!

 検索結果が表示されたら、まずは下図のような手順でコストの低い順に並べ替えます。

「表示項目」を「コスト」に変更し(図中1)、「信託報酬等(税込)」の欄が低い順になっていることを確認(図中2)。今回はリストの上位2本を比較していくことにしましょう。

 本稿執筆時点で上位2本となったのは、日経225株価指数に連動する〈ニッセイ 日経225インデックスファンド〉と、TOPIXに連動する〈日本株式インデックスe〉です。2つの商品にチェックを入れ(図中3)、「比較する」ボタンをクリックしてください(図中4)。すると、下図のような比較表が表示されました。

たった15分でできる!<br />「ファンド検索」機能をかしこく使って<br />投資信託を一発でふるいにかけるマル秘テクニック検討したい商品の比較表が表示された。
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 さっそく、2本の投資信託を比較していきましょう。

 インデックスファンドはなんといってもコストの低さが魅力ですから、ここでもまっさきに注目すべきはコストです。比較表の「信託報酬等(税込)」の欄を確認すると、コストがより低いのは〈ニッセイ 日経225インデックスファンド〉の0.29%でした(上図1)。〈日本株式インデックスe〉は0.39%ですから、この差は無視できません。

   1. 「コスト」の観点…〈ニッセイ 日経225インデックスファンド〉がよい。

 投資信託選びの際の比較ポイントは「コスト」「リスクとリターン」「運用資金の大きさと推移」の3つですが、インデックスファンドはどれも株価指数に連動した運用をしているため、「リスクとリターン」に大きな差は出ません。したがって、ここではパフォーマンスの比較は割愛し、「運用資金の大きさと推移」の比較に移ります。

   2. 「リスクとリターン」の観点…※両者に大きな差は出ないので比較は割愛。