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どうして今までなかった?
「Web履歴書」共通フォーマットへの道

待兼音二郎
2014年2月14日
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Web履歴書ならではのメリットとは

 そして今、リクナビのOpenESとは別に、履歴書でも電子版の共通フォーマットを提供しようという動きが出てきた。

 パイプドビッツが2014年1月に提供を開始した「Web履歴書・採用管理サービス」は、履歴書データや面接評価をクラウド上で一元管理して応募者・企業双方の労力を削減するもの。

 応募者は、一般的な履歴書と同項目のWebフォームに文字を入力し、顔写真データを登録することでエントリーできる。証明写真代がかからないのもメリットだ。

 いっぽう企業側は、履歴書をデータで受け取ることで、自由にソートすることができる。たとえば、膨大な応募者を志望職種や希望勤務地で仕分けるのは紙ベースならたいへんな手間だが、Web履歴書ならいとも簡単にそれが行える。仕分けのパターンを変えることも瞬時にでき、その自在さは紙とは別次元だ。

 採用担当者間で情報共有がしやすいことも、Web履歴書ならではのメリットだ。挿絵にあるように、面接担当者のコメントを挿入でき、それがクラウド経由で全担当者に共有されるので、メモが挟まれたオリジナルの履歴書を探す手間も、相手に電話やメールで聞く手間もいらない。

 だが、履歴書は個人情報の塊でもある。万が一データが流出すれば企業の信用問題にも発展しかねないため、セキュリティも万全でなければならない。そのことも、履歴書のWeb化が進まなかった理由の1つに挙げられる。

「Web履歴書・採用管理サービス」のフローイメージ(画像提供:パイプドビッツ)
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