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就職できない若者の「トンデモ言動」

「1日30キロ歩くくらいしか能がないんです…」
“特技がない”と悩む人の並外れた特技の実態

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第4回】 2014年3月5日
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 こんにちは、キャリアコンサルタントの櫻井です。

 今回も就職にまつわるトンデモ事例をお届けしながら、就活にエールを送りたいと思います。

 「新卒」でも「既卒」でも「中途入社」でも最初に必要なものが、応募書類です。履歴書・職務経歴書・自己PR書・送付状・紹介状など様々な書類が存在しますが、通常の履歴書で新卒の方がよく悩んでいる項目の1つに「趣味・特技」欄の書き方があります。

 第4回となる今回は、過去に私がビックリした就職志望者の趣味・特技と、その見つけ方について書いていきます。また後半は、ギネスブックに習う自分の特技の掴み方について提案します。

 今現在、自分自身の趣味・特技を理解している、という方も是非ご一読ください。

「趣味」欄に書いて良いこと、悪いこと

 趣味というと、誰もが1つは持っているものではないでしょうか。では、そもそも趣味とはなんでしょうか。

 「三省堂 国語辞典 第二版」によると、“[実用や利益などを考えずに]好きでしているものごと”とあります。今回の趣味の定義はこれでいきたいと思います。

 たまに「無趣味」です!という方もいますが、1日の時間が等しく24時間である以上「寝る」という行為を含めて、何かしらの行動をしているはずです。

 私自身、キャリアコンサルタントをしている中で様々な履歴書を拝見し、添削に携わってきました。400を超える履歴書を拝見する中で、世の中には実に多くの趣味があると驚くことも多々ありました。

 フルマラソンや地域のフットサルサークル、野球チームや登山といったアウトドア系のものから、TVゲームや携帯ゲーム機、トレーディングカードゲームなどの趣味もあり、多種多様です。サバイバルゲームやマジックやコスプレという方もいました。「ぼーっとする」という意味を含めて「黄昏」と書いている方もいました(笑)。読書や音楽鑑賞など、他者と重複する項目も多いですが、実に様々な趣味が存在していますね。

 そして趣味の話をしている本人は、とても輝いた目をしながら話をしてくれます。好きな事を話す時って、人は本当にキラキラするものですよね。人は興味のある事になると瞳孔が大きくなり、実際に瞳孔は光を反射しやすい為に、本当に目が輝いてみえるそうです。もし、面接で実際に趣味について話す時が来るとしたら、やはりキラキラした目で話してくれる人に魅力を感じますよね。

 つまり「趣味欄」に書いて良いのは、自分が本当に好きで時間を費やしている趣味です!逆に無難に当たり障りのない趣味を書くのは、もったいないことです。

 なぜなら、そんな趣味の話をしても目がキラキラしないから。自分の本当に好きな事も書けない方が信用されるでしょうか。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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