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まだ間に合う!面接最終チェック 間杉俊彦

【最終チェック3】
「御社の○○という企業理念に惹かれました」は
ウソくさいからやめよう!

間杉俊彦 [ダイヤモンド社 人材開発編集部副部長]
【第3回】 2014年3月24日
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あなたの個性が際立たない
いくつかの理由

 面接をしていて、もしくは模擬面接をしていて気になる傾向のようなものがいくつかあります。

 例えば、「軸」という言葉。

 「私の就職活動の軸は、生活者に良い影響を与える製品やサービスに関わりたいということです」というような。

 これを聞くと、「軸ってなんだろう」と感じ、それを多くの学生が口にするのを聞くと「どこかの就活本に、“軸”という言葉を使うと考えが整理できる、みたいな解説をしているんだな」と想像が働きます。

 「軸」という言葉を使ってはイケナイとか、印象が良くない、と言いたいのではありません。

 その言葉を多くの学生が口にするのを聞き、画一感を覚える、ということです。大げさに言えば、そういうことが、個性が際立ってこない一因なのかな、とも。

 もうひとつ、「なんで、だれもかれもがスタバでバイトしてるんだ?」という印象もあります。

 これもスタバでアルバイトをするのがイケナイ、と言っているわけではありません。スタバだろうが、タリーズだろうが、ドトールだろうが同じこと。こぎれいでマニュアル化された、変わった人がいそうもなくて(客にも店員にも)安心できるアルバイトという印象があります。

 カフェの大規模チェーンが数多く、学生バイトの雇用吸収力もあるからそうなるわけで、そこで働くこと自体が悪い、と言っているわけではありません。

 でも、これも個性が際立たない一因のように感じます。つまり、みんな似たような学生生活を送ってきたのね、という印象を残すのです。

 もちろん、そこでかけがえのない経験をした、とか、かけがえのない友人を得た、ということであれば、それは自分を語るのにふさわしい題材なのですから、自信を持って話せばいいと思います。

 何げなく書きましたが、あなたにとって「かけがえのないこと」。それこそが、面接官にアピールするコンテンツです。

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間杉俊彦 [ダイヤモンド社 人材開発編集部副部長]

1961年、東京都生まれ。1986年 、早稲田大学第一文学部文芸専修卒業、ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部に配属され、以後、記者として流通、家電、化学・医薬品、運輸サービスなどの各業界を担当。2000年 週刊ダイヤモンド副編集長。2006年 人材開発編集部副部長。著書に『だから若手が辞めていく』(ダイヤモンド社刊)

 


まだ間に合う!面接最終チェック 間杉俊彦

2015年4月の入社を目指す、現在進行中の就職活動。多くの企業が例年よりも早め早めの採用を進めています。ただし大学生の中には、まだ十分に準備ができていないのに本番が始まった、という戸惑いや焦りもあるかもしれません。そこでこの連載では、そんな大学生に本番直前でも間に合う面接のチェックポイントをお伝えします。

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