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まだ内定ゼロ!子どもの就活で親がやって「良いこと」「悪いこと」 竹内謙礼

「長男長女」と「次男次女」どちらが就活に強い?

竹内謙礼 [販促コンサルタント]
【第2回】 2014年4月24日
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なぜ「長男長女」は就活に強いのに、
「次男次女」は就活が苦手なのか

 「長男長女」と「次男次女」では、どちらが就活に強いのか――?

 この興味半分の疑問を解くために、内定を3つ以上獲得した学生100人と、内定0のままで就活が終わってしまった学生100人に、就活に関するアンケート調査を行った。結論から言うと、一人っ子を含む長男長女のほうが次男次女よりも“就活に強い”ということが判明した。

 少子化の時代で一人っ子の家庭が増えているとはいえ、内定を3つ以上獲得した第一子が60%に対して、第二子、第三子の内定を3つ以上獲得している割合は、両方を足しても40%しかなかった。また、第二子以降の内定3の数は、内定0の数に比べて、13ポイントも低く、いかに第二子、第三子以降の子が就活を得意としていないかが読み取れる。

 では、なぜ、長男長女が就活に強くて、次男次女が就活を苦手としてしまうのか? 

 おそらく、子どもにとっての就活は、親への恩返し、責任感の現れなのではないだろうか。第一子、一人っ子は、当然のことながら、親の注目を一身に受ける。そのため、子どものほうも、しっかりと就活をしなければ、親に申し訳ないという気持ちが働き、全力で就活を行うことになる。その結果が、第一子、一人っ子の内定率の高さがデータに表れたと考えれば、この結果にも納得がいく。

 対して、第二子以降の就活の弱さは、家族間の緊張感の薄さが数値として表れてしまったのではないか。「なんとかなる」「大丈夫だろう」という、第二子以降に対する親の“油断”が、就活に対する準備態勢の不足に繋がったと考えられる。

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竹内謙礼 [販促コンサルタント]

たけうち けんれい/1970年生まれ。経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行う。日経MJにおいて毎週月曜日「竹内謙礼の商ビズNOW」を連載中。著書に『消費税を逆手に取る販促テクニック』(双葉社)『安売りしないでお客をがっちりつかむ技術』(日本経済新聞社)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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まだ内定ゼロ!子どもの就活で親がやって「良いこと」「悪いこと」 竹内謙礼

就活はいわゆる個人戦であって、団体戦ではない。どんなに大学が就活に力を入れていても、面接会場にいけば、大学名は学歴を判断するためのシグナルのひとつでしかないからだ。。では、“就活に強い子”とはいったい何なのか?この連載では、内定がなかなか取れない子を土壇場で“就活に強い子”にするために、親がすべきこと、すべきではないことを紹介していく。

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