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歴史を知れば経済がわかる!

三菱自動車社の益子修社長が熱弁
「座右の銘は上杉鷹山の“為せば成る”」

【第2回】 2008年12月15日
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三菱自動車 益子修社長
三菱自動車 益子修社長(撮影/加藤昌人)

 上杉鷹山(ようざん)が財政危機に陥った米沢藩を立て直すために行なった改革は、三菱自動車の再生計画に重なるところがあるので思い入れがあります。

 米沢藩は時代を経るにつれ石高を落とし、にもかかわらず膨大な人件費を抱え、また飢饉も重なって財政危機に陥りました。そんなとき、第9代藩主となったのが鷹山です。

 鷹山は一大改革に乗り出します。ムダの排除と経費削減をし、これに反対した重臣を処罰しました。荒廃した農村を復興させるため、田畑の開墾や漆、養蚕などの産業を振興しました。

 私が社長に就任したとき、ご存知のとおり、三菱自動車は経営危機に陥っていました。経営資源に見合わない拡大路線を採り、国内ではリコール問題で信頼を失っていました。

 鷹山は、現状を隠さず伝えることから始めました。そして何のために改革を行なうのか目標を立て、皆で協力するという士気を高めました。

 私もまず、ものづくりの現場である事業所を回って、本社で何が起きているか、会社がなぜこうなってしまったのかを伝えました。それから信頼回復と収益改善を2本柱に、黒字体質の定着化を目指しました。

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