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夢は9割叶わない。
【第6回】 2014年5月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
弘兼憲史

“世界の9割は、理不尽でできている”
たくましく生きるための「たった1つのコツ」

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「こんなの理不尽だ」「世の中おかしい」。こんな思いをしたことはありませんか?そうです。社会は理不尽で、「正義」や「ルール」が通用しないことが多々あります。さて本日は、そんな現実社会の中でたくましく生きるための考え方をご紹介します。

「世の中は理不尽だらけ」。
まず、現実を知る

 若い人が社会に出て、まず何を学ぶべきかと言えば、それは「世の中の理不尽さ」かもしれません。実際、世の中とは理不尽なことばかりです。

 上司は勝手なことを言うし、その上司の言う通りにしていたら、今度は別の上司から「何をやっているんだ!」と叱られる。あるいは、教えてもらってもいない仕事を押しつけられて、いろいろ手間取っていたら「いつまでチンタラやってるんだ!」と怒られる。

 そんな上司に対して不満があっても、昇給やボーナスの査定、さらには昇進も上司の評価に左右される以上、基本的には我慢するしかありません。サラリーマンとして生きるのであれば、いつかこの壁にぶつかると思います。

 こんな理不尽な話はないと思いますが、これが現実なのです。

 最近は、学校の先生に体罰を受けることもほとんどなくなり、地域のガキ大将に理由もなく殴られることもなくなりました。その分、陰湿なイジメが横行しているのかもしれませんが、概して最近の子どもや若い人たちは「理不尽さ」に慣れていないように感じます。理不尽さへの耐性が低い。これは大きな問題だと思います。

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弘兼憲史(ひろかね・けんし)

1947年、山口県岩国市に生まれる。早稲田大学法学部を卒業。
1970年、松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社)に入社。漫画家として独立するため1973年に退社。
1974年、『風薫る』にて漫画家デビュー。その後、『人間交差点』で第30回小学館漫画賞、『課長 島耕作』で第15回講談社漫画賞、2000年『黄昏流星群』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2003年日本漫画家協会賞大賞を受賞。
2007 年、学術及びスポーツ・芸術分野における優れた業績等に対して、天皇の名で授与される『紫綬褒章』を受章する。
サラリーマンとしての経歴を生かし、現代社会に生きるさまざまな大人たちの生活や、葛藤をテーマとした作品を描いている。代表作の『島耕作』 シリーズは、累計発行部数が4000万部を超え、団塊世代を中心に熱烈な支持を受けている。
2014年、デビュー40周年を迎えるが、才能だけでも、努力だけでも生き残れない漫画という世界の中で、現在も連載を複数抱え、第一線を走り続けている。


夢は9割叶わない。

願えば夢は叶う――。よく使われる言葉です。果たしてそうでしょうか。
現実には9割、いえ、もっと高い確率で夢は叶いません。ほとんどの人にとって、夢は夢で終わります。
本連載でお伝えしたいことは、「夢」という言葉を「目標」に変え、実現可能なステージでいかに闘うか、というメッセージとその具体的な方法論です。
『課長島耕作』『黄昏流星群』などの大ベストセラーを世に送り出し、努力だけでも、才能だけでも生き残れない漫画という世界の中で、40年にわたって第一線を走り続けてきた弘兼氏に、その極意を語ってもらいます。

「夢は9割叶わない。」

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