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失敗しないマスコミ対応 危機管理広報術
【第8回】 2007年11月21日
著者・コラム紹介バックナンバー
石川慶子 [広報コンサルタント/シニア リスクコンサルタント]

マスコミと世論を敵に回す
絶対言ってはいけないNGワード

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 緊急事態発生時のコメントについては、マスコミや世論は非常に神経質に反応します。普段は許されるような言葉が、緊急時ではひんしゅくを買う言葉になってしまうことがあるので注意しましょう。

 ここでは、絶対言ってはいけないNGワードを挙げておきます。もちろん、使い方によってはNGワードにならないこともあります。多くの場合、次のNGワードを言った途端に、マスコミと世論は敵に回ってしまうと考えてください。

●NGワード[その1]

「知らなかった、部下がやった」

 トップが知らないことはよくあることです。しかしたとえ事実であっても、この言葉を最初に使うと、責任逃れのように聞こえてしまうのです。「知らなかった」と言いたいところをぐっと我慢して、「監督が行き届きませんでした」と言いましょう。あるいは「私が知ったのは○○です。すぐに私の耳に入るような社内体制を築いてこなかったことに責任を感じます」とするとよいでしょう。

●NGワード[その2]

「法的には問題がない、法律は守っている」

 記者会見場は裁判所ではありません。マスコミや世論が求めているのは、法律を守っていたかどうか、ではありません。法律を守っているのは当たり前の話です。

 むしろ、企業として事件・事故を防ぐために、どれだけ事前の努力をしていたのか、ということが聞きたいのです。

 ある意味で法律というのは、「社会規範を保つための最低基準」を示しているにすぎないのではないでしょうか。企業に求められているのは、法律で定められている以上の、自発的な努力です。

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石川慶子 [広報コンサルタント/シニア リスクコンサルタント]

国会職員、映像制作プロダクション勤務を経て、1995年より広報サービス会社のマネジャーとして企業の広報活動のサポートに携わる。2003年、会社を設立して独立。現在、有限会社シン代表取締役社長、ライブ!ユニバース理事、日本リスクコンサルタント協会シニア会員、日本広報学会会員。各種情報サイトへの執筆活動も多数。


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