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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

眼精疲労が仕事の疲れを加速させていた!
ブルーベリーだけじゃない眼の疲れに効く食べ物

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第53回】 2014年6月23日
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 長時間のパソコンワークが続くと、頭の芯の方が重く、疲れを感じるようなことがある。その理由のひとつには、目の疲れがあげられるだろう。脳に送られる情報の80~90%は視覚によるもので、脳の働きの多くは「見る」ことに費やされることになる。そのため、目の疲れが脳の疲れにとってかわるようになり、頭痛や肩こりを引き起こすばかりか、イライラや倦怠感まで誘発することもある。重くてだるい体で仕事すれば、当然のようにパフォーマンスにも悪影響を及ぼす。

 眼精疲労は、無意識のうちに起きている目の筋肉疲労でもある。目に筋肉がある、といわれてもなんだかピンとこないが、物を見るときには、毛様体筋という筋肉がゆるんだり縮んだりすることで水晶体の厚みを変化させ遠近を調節してくれている。ただ、人間の目は、もとからパソコン仕様につくられているわけではない。となると、至近距離で長時間パソコン作業をしていれば、毛様体筋が収縮して緊張状態が続き、筋肉疲労を起こしてしまうのだ。

 また、誰しもが日々実感しているように、パソコンの画面をみているとまばたきの回数が減り、ドライアイになりやすくなる。そうなると、角膜や結膜を保護してくれる涙の量が減ってしまうので、目の健康を保てなくなり、角膜の表面に傷がついたりすることもある。

うなぎ、卵黄、にんじん、トマト…
身近な食材が「目のビタミン」だった!

 目に良いとされている食べ物といえば?と聞けば、「ブルーベリー!」とすぐに答えていただけることが多い。でも、「それはなぜ良いの?」と聞かれたら、「はて、なんでだっけ?」という感じではないだろうか。

 ブルーベリーが良いとされるのは、ブルーベリーに含まれるアントシアニンというポリフェノールの存在による。網膜に栄養を運ぶ毛細血管の働きをよくする、というのがアントシアニンの働きだ。アントシアニンは、赤や紫、青色といった色素成分で、ブルーベリーだけに限らず、赤紫蘇や紫芋などにも含まれる。

 でも、目のためにブルーベリーやワイン、黒豆と日常的に大量に摂る、というのは非現実的だし、そんなことをしていたら、糖分も一緒に大量摂取してしまい、糖尿病から白内障にならないとも限らない。そこで、目といえばブルーベリー、から一歩進んで意識していただきたいのは、「目のビタミン」ともいわれるビタミンAだ。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


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男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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