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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

朝食がヨーグルト、ゼリー飲料の人は要注意!
夏バテ・熱中症リスクを上げる“冷たい食事”の罠

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第54回】 2014年7月7日
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冷たい飲み物がぶ飲み、食事は麺類…
こんな人は“積極的に夏バテ”していた!

 夏は暑い……はずなのに、「体の芯まで冷え切ってる」とオフィスで嘆く女性は少なくない。とはいえ、オフィス機器のような熱を発するものに囲まれ、厚手で襟付きのシャツを着込んだ男性にしてみれば、「もっとエアコンの設定温度を下げてほしい」ということもあるだろう。

 でも、不快な温度や湿度の中で働くのは論外だとしても、必要以上に体を冷やすことは、免疫力を下げること、とイコールだという意識を頭の片隅にいれておいてほしい。というのも、最近は、“積極的に夏バテしている人”がどうも多いからだ。

 だって、冷たい飲み物をがぶ飲み、のど越しの良い麺類ばかりを口にし、お風呂上りにアイスを食べる…といった生活をしていたら、自らすすんで夏バテになっている、としかいいようがない。特に、就寝時には体温調節ができにくくなる。クーラーがきいた部屋で、冷たいシーツに身をうずめて「ひんやり、気持ちいい~」といっているようでは心配だ。そんなふうに夏バテしやすいような環境づくりをしているようでは、同じ条件下においても熱中症のリスクは高まる。

 しかも、体が冷えて血行不良になれば、肩こりや腰痛もいつも以上につらくなるかもしれない。もしもすでにそんな症状があらわれているようであれば、まずは朝食に目を向けてみてほしい。というのも、こうした症状を訴える人の多くが、朝にコールドミールしかとっていないのだ。

 女性であれば、ヨーグルト・グラノーラ・豆乳というセットやスムージーのみであったり、男性であればパン1枚やゼリー飲料であったりして、その内容には違いがある。でも、いずれも、食べるときに加熱不要なものばかりなのだ。その徹底的な非加熱料理のオンパレードは、よくぞここまで、と感心してしまうくらい。朝食ならまだしも、昼も夜も、という人もいないわけではない。あなたの食事はどうだろうか?

 ただ、コールドミール以前に、朝に何も摂っていない人がいるのも現実。エネルギー不足で活動をはじめれば、バテても仕方がない、という話ではないだろうか。コールドミール派も朝食欠食派も、寒い時期には何かしら温かいものを添えていたりするのだが、気温の上昇と共に温かい料理がどんどん消えていってしまう。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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