10年前は貧乏でお金の知性がまったくなかった僕が、今では5つの会社を経営し、15棟のビルやマンションを所有するまでになり、経済的な自由を得ることができました。――なぜなら、僕は「お金の知性」を磨きづづけたからです。あなたの年収は学歴や職歴ではなく「お金の知性」で決まるのです。「お金の知性」を磨くために必要な、心に残る『お金の格言』を毎回ご紹介します。

★今回の格言

誰でもできる100万円貯金で、
投資のスタートラインに立とう

 僕はお金を貯めることが、とても苦手でした。

 でも、先立つものがないことには、投資でお金を増やすことなどできません。

 株式投資は最低でも5万円くらいあれば始められますが、不動産投資では少なくとも数百万円単位の資金が必要になります。

 自分にどんな投資が向いているのかわからなかった僕は、できるだけいろいろなことを試してみたいと思っていました。

 そのためには、1日でも早くお金を貯めなければなりません。
 そこで僕は、「毎月収入の2割を貯金する」と宣言して、友人に通帳の残高を見てもらうことにしました。

 貯金のルールを決めても、ひとりではなかなか守りとおせません。

 しかし、人に見せる約束をしておくと、意地でも守らなければなりません。

 僕はこれで、スタートラインに立つことができました。