最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、Drコパさんに追加で伺った開運法について紹介します。

この時期にするといいこと

季節の兆しカレンダーPhoto: Adobe Stock

1年の半分が終わる6月30日は、「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」です。
上半期についた厄を祓い、下半期の運気を補給することができる大切な日。

この日に神社へ行くと、大きな茅の輪があります。
通常は、「祓いたまえ、清めたまえ」と、唱えながら八の字に歩いて3回くぐります。また、「かたしろ」と呼ばれる紙の人形(ひとがた)で体を撫で、息を吹きかけて神社に納めてお祓いしていただくこともあります。

大祓を終えて、厄がすっかり落ち、心身が軽くなったら、7月から使い始めるものを一つ新調するとよいでしょう。
家の玄関マットやスリッパ、タオルなどのリネン類や、仕事関係の小物、下着などもおすすめです。

この時期に開運するためにするといいことを、Dr.コパ先生に伺いました。

運がいい人とは、よい流れに乗れる人です。運気の変わり目を知り、すべきことをして、その都度よい運気に自分を合わせていきましょう。

『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。