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公園でのキャッチボールやサッカーは禁止へ
子どもが遊びからスポーツの楽しさを知る機会が減少

相沢光一 [スポーツライター]
【第308回】 2014年7月22日
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「最近は子供が公園でサッカーや
ボール遊びをやると通報されるらしい」

 インターネットをチェックしていたら、興味深いブログ記事に遭遇した。「最近は子供が公園でサッカーやボール遊びをやると通報されるらしい」と題した写真構成の情報発信である。

 写真は「ボール遊び禁止!」と大書きされた看板から始まる。野球のボールとバット、サッカーボールに赤いバツ印のイラストが描かれ「公園内でのボール遊びを禁止します」と書かれている。その後も公園での禁止事項を書いた看板の写真が並ぶ。なかには「サッカー禁止 見かけたら110番します」といった圧迫感のあるものもある。また、「大声禁止」と書かれた看板や遊具の使用を禁止した写真も掲載。公園に設置されたブランコや滑り台、スプリングを使った遊具などに「使用禁止」のテープが貼られ、使えないようになっている。

 公園を管理する役所などが、このような措置を取るのは、それなりの理由があるのかもしれない。実際に事故が起きたとか、大声を出して騒ぐような目に余る行為があったなどだ。

 住宅地の中にある小さな公園でボール遊びをするのは確かに危険ではある。広めの公園でも真ん中で野球やサッカーに興じる少年たちがいたら、散歩に来たお年寄りや幼児を連れたお母さんは入れないだろう。公園という誰もが自由に使える場がこれではいけない、と管理者が思うのも無理はない。

 だが、写真に写った公園のなかには結構広そうなところもある。キャッチボールやサッカーボールの蹴りっこぐらいなら問題はなさそうだ。筆者も同様の看板を見たことがある。都内にある広大な公園でボール遊び禁止。「こんなに広いのに、なんでボール遊びをしちゃいけないんだろう」と思ったものだ。

 このブログは内容をセンセーショナルなものにするため禁止措置の看板を並べたのかもしれないし、全国の公園の大半がこうだというわけではないだろう。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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