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バブル世代のシニア化、再雇用加速で
経営が頭を悩ます「お荷物」社員の実態

週刊ダイヤモンド編集部
【14/8/2号】 2014年7月28日
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年下上司を悩ませ職場を萎えさせる
「働かないオジサン」の深刻

 好況時に大量採用したバブル世代がまもなく50歳代となり、その処遇が大きな経営課題に浮上している。就くべきポストがなくやる気を失っている彼らは、放っておくと単に金を食うだけの「お荷物」社員になりかねない。

 今、職場で働かないオジサンへの不満が高まっている。中でも被害が大きいのが、周囲に攻撃をしてくるケースだ。

 契約先の企業で産業カウンセラーを務める見波利幸・エディフィストラーニング主席研究員の元に、ある日、沈鬱な表情をした関本賢さん(仮名、40代)が訪れた。

 関本さんは企画・販促のセクションの課長だ。つい最近、定年後再雇用のシニア社員が配属されてきた。それが不幸の始まりだった。この社員は、以前に部長職も経験しており、関本さんにとっては上司格に当たる人物だったのだ。

 日頃は体を動かさないのに、企画会議では「そんな奇抜な企画、本当にできるの?」「費用が掛かり過ぎる!」などと、ことごとく部員の意見にダメ出しをし始める。

 ある日、ダメ出しを連発するシニア社員に、関本さんは少し強い口調で言った。「自分でアイデアを出さない人が、他者の意見を否定しないでください」。

 するとシニア社員はこう言って逆ギレした。「平日に休みを取ったりしないで自分がアイデアを出せばいいじゃないか」。関本さんが、少し前に娘の学校行事のために、1日だけ休みを取ったことを批判してのコメントだ。

 悔しさと、強い怒りが込み上げてきた。関本さんにとっては、そのシニア社員が最大のストレスとなっている。見波主席研究員によると、ここ1~2年、職場でのシニア社員の振る舞いに関する相談が増えているという。

 なぜ、働かない問題児のオジサンが増えているのか。

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