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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

「食べないダイエット」は若さを奪っていた!?
コンビニ食でできる老化を防ぐ食習慣

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第57回】 2014年8月18日
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 「最近、食べ過ぎると“残る”よね」

 近頃、こんな言葉を耳にすることがしょっちゅうある。30代も後半になると、以前のように暴飲暴食ができなくなる。いや、暴飲暴食はできても、その後もれなく“後悔”がついてくる、というのが正しいかもしれない。胃に何か残っているような重い感じが翌日まで続くこともあるだろう。

 30代に突入したばかりのころは、こう信じていたはずだ。今日がたまたまそうなっただけだ、と。でも、そのうち、受け入れざるを得なくなる。たまたまではなく、確実に体が変化してきたのだ、ということを。

 でも、「もう年だから…」と諦めるにはあまりにも早い。30代で衰えを感じているのだとしたら、ある意味で、食をはじめ、生活全般にまだまだ改善の余地がある。ただ、すでに衰えを感じている人は、仕事が忙しく、食べるものの選択もままならないことが少なくないはず。そこで今回は、場所を選ばず、時間を問わない、コンビニでもできる対策を提案していきたい。

「食事制限ダイエット」「単品食べ」は
30代以降はやっちゃダメ!

 30代に入ったら、「気力と体力さえあればなんとかなる」と思っていた生活を改め、「食事はただのガソリン」と思っていた思考も改め、1日3回の食事を規則正しく摂ってほしい。それは、“今”を維持するために、必要な栄養を枯渇させないことが重要だからだ。年を重ねるほどに機能低下が起きるというのに、うっかり若い頃と同じ食べ方をしてはいけない。同時に、もう「食べないダイエット」もしてはいけない。痩せたとしても、ハリがなくなったり、頬がこけたり、シワが深くなったり、活力がなくなったのでは意味がないはずだ。

 食事制限によるダイエットは、むしろ若さを奪うものになりかねない。食事を減らせば確かに体重は落ちるかもしれないが、落ちたのは肝心な脂肪ではなく、ハリをもたらしてくれる筋肉だったりする。逆に、プロテイン飲料ばかりに頼れば、腎臓に負担をかけてしまうこともある。腎臓、と言われてもピンとこないかもしれないが、腎臓は私たちの体にとって、浄水器のようなもの。老廃物をため込んで若さを失いたくないのだったら、単品食べはもう卒業したい。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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