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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

痩せたいなら急に食生活をヘルシーにするな!
食べていないのに太ってしまう意外な理由

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第58回】 2014年9月1日
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夜はサラダとおにぎり
それでも痩せない…

 「夏バテして食欲がなくて…」なんて言う人に、実はちょっと憧れていたりする。私の食欲は年中無休。「よく食べるのに全然太らないよね!」と言われるが「よく食べるから太らない」のだということを理解してもらうことは本当に難しい。

 もちろん、“よく食べる”といっても、スナック菓子を一気食いするとか、ごはんはいつも大盛り、なんてことはしない。コース料理はしっかり完食するし、おやつの時間は欠かさないし、出していただいたものは全部食べる…といったくらいのことだ。その代わり、外食をする際、パスタと一緒に出されるパンは遠慮するし、麺類は1週間に1回食べるか食べないかくらい。芋類を食べたら、その分、主食の量を減らす、極力添加物を摂らない、ということは意識している。甘い飲み物もよっぽどのことがない限り口にしない。

 でも、「それくらいの努力なら自分だってしている!でも痩せない!」という人は少なくないと思う。つい先日も、体重増加が止まらない、という相談を受けた。残業することが多いAさんの平日の食事内容はこんな感じだった。

 昼 麺類
 夜 サラダ、おにぎり

 昔からこうだったわけではない。特に食べているわけでもないのに体重が増えてきたので、食べ方を変えたのだそうだ。夜は遅くとも20時くらいに済ませるように、会社近くのコンビニで買ってきたものを食べるそうだ。サラダとおにぎり、というパターンが多いが、「今日はもうちょっと頑張れそう(我慢できそう)」というときには春雨スープのような低カロリースープを選んでいるのだそうだ。

 「そんなに食べていないのにどうして太るんだろう?って思いませんか?」

 とたずねると、

 「そう!でも、多分、朝が食べ過ぎなんだと思います」

 と教えてくださった朝食のメニューは、食べすぎではなかった。

 朝 パン、カフェオレ、ヨーグルト、果物、ソーセージ2本

 確かに、ごはん、納豆、味噌汁……といった和食スタイルに比べればカロリーも脂質も高いかもしれないが、体重が増えるほどの量か、と言われればそれは違うだろう。しかも、昼と夜のカロリーを考えれば、体重増加が止まらないほどでもないはずだ。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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