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ホリエモン的常識

ソニーはコンテンツや金融事業に特化するか
逆に切り離して身軽になるか、どちらかしかない

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第2回】 2014年10月7日
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Q.ソニーが2014年度の決算見通しを大幅に下方修正しました。スマートフォン事業の停滞が原因のようで、「いっそエレキ(電機)関連部門そのものを捨てた方が良いのでは」といった声すら聞かれます。堀江さんはソニー復活の鍵は何だと思いますか。

ウェアラブル端末に資源集中なんて方法も

A.「復活」の定義にもよると思います。例えば、アップル社がiPodを出すタイミングで、ソニーも同様のプロダクトを出し、音楽配信業界で存在感を示していれば、その後アップル社がiPhoneを出したような流れを作ることができたかもしれません。

 しかし、ソニーは以前の経営陣がヒットさせたウォークマンのブランドも捨てることができず、またグループ会社のソニー・ミュージックエンタテインメントに配慮して、面倒くさい著作権管理システムを組み込んだフォーマットでしか音楽を配信しませんでした。 そのあたりが、ゆるいMP3を扱えるようにしたiPodとは大きな違いです。グループ内にコンテンツホルダーを持つことがむしろ重荷になってきているのです。

 そういう意味でソニー・ミュージックや映画配信のソニー・ピクチャーズ エンタテインメントなどのコンテンツ系会社や、金融会社であるソニー生命やソニー損保、ソニー銀行などと、エレキ分野をさらに切り離したり、パソコン事業やテレビ事業を売却して身軽になり、スマートフォンやウェアラブル端末に経営資源を集中するなんてのもひとつの選択肢になりますね。

 あるいはエレキを捨ててコンテンツや金融分野に特化するのもありだと思います。いずれにせよ、意思決定系統がもっとシンプルになるべきです。

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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