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独自のデータ入力作業は他の追随を許さず
オーリッド社長 三浦雅弘

週刊ダイヤモンド編集部
【第32回】 2008年5月23日
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オーリッド社長 三浦雅弘
オーリッド社長 三浦雅弘

 2000年頃、三浦雅弘は東芝系のシステム会社で郵便事業の効率化をサポートするチームのリーダーを任されていた。そこで、三浦はあることに気づく。

 紙の情報をデジタル化する作業が効率化しなければ、いくら企業や自治体が立派なシステムを導入しても、コストや時間の削減は実現しない。そこで、三浦は知り合いの専門家の協力も得て、独自の情報入力システムを考案した。

 ところが、上司にその仕組みを説明すると「時間がかかるビジネスだな。オレの任期中には花開かない」と断られてしまう。ならば、と自ら2001年に設立したのが、オーリッドなのだ。

データを分割することで
絶対に情報漏洩しない独自の手法を編み出す

 カードの申し込み、自治体窓口での手続きなど、現代では、個人情報を紙に書き込む機会が頻繁にある。書き込まれた内容の多くは、外部の企業がデジタル化の作業を請け負っている。

 しかし、そこには情報漏洩の危険性がある。オーリッドはその悩みを解決した。

 データ入力の作業では、まず紙をスキャナーという読み取り機で画像データにする。いわばこれが原本のデジタルのコピー。

 そして、その後に、OCR(光学式文字読み取り装置)で画像データを文字データに変換する。しかし、ここでしばしば読み取りミスが起こる。人間の書く文字にはクセがあるからだ。

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