ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
株式市場透視眼鏡

米QE終了後も日本株高は続く
消費税再引き上げ前に2万円も

成瀬順也(大和証券チーフストラテジスト)
2014年10月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 世界の株式市場が大きな節目を迎えようとしている。いよいよ10月28~29日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、米国のQE(量的緩和)が終了となる。筆者は「2009年3月に始まった壮大な金融相場の終了」を意味すると捉えている。

 そもそも株価の上昇局面は、「業績相場」と「金融相場」に大別される。業績相場はその名の通り、景気・業績が良いから株価が上昇する、分かりやすい相場である。一方、金融相場はいわゆる不景気の株高。景気と業績の悪化を株価が織り込んだ後、金融緩和によって株価が上昇する局面である。

 米国では08年9月のリーマンショックを受けて、中央銀行であるFRB(米連邦準備制度理事会)がマーケットに未曽有の資金を供給。翌年3月までに悪材料を織り込み尽くし、長期上昇局面が始まった。

 これまで、QEが終了するたびに米国株は調整。しかし、QEの次にはQE2、QE2の次にはQE3と、資金供給の裏返しであるFRBの資産残高は膨らみ、米国株の上昇も続いてきた。今やFRBの資産残高は約4兆5000億ドルに達し、NYダウも1万7279ドルの史上最高値を記録した。

次のページ>> 今回のQE終了は本物
1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


株式市場透視眼鏡

株式投資家に向け、具体的な銘柄選びの方法と銘柄名、株価の動向見通しなどを分析・予測。現役トレーダーが執筆。定量的なデータを駆使し株式投資に役立つ情報満載。

「株式市場透視眼鏡」

⇒バックナンバー一覧