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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

入手困難な美酒が飲み放題!
ファーストクラスの機内“酒”

週刊ダイヤモンド編集部
2014年10月29日
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海外旅行や出張の際、長時間のフライトはとかく退屈になりがちだ。しかし、実は今、機内で提供される酒は充実してきており、特にJALの機内では、入手困難な“幻の日本酒”が並ぶ。

 長時間、飛行機に乗るときの楽しみといえば飲酒だろう。中でも、一般のサラリーマンはなかなか乗ることのできない、ファーストクラス、ビジネスクラスでは、極上の酒が提供されている。しかもどれも飲み放題だ。

JALのファーストクラスでは自分だけのゆったりとした空間で磯自慢などの美酒を楽しむことができる

 特に日本航空(JAL)の国際線の機内では、日本酒ファンもうなるほどのラインアップだ。「磯自慢」に「十四代」「獺祭」など、寝る間も惜しんで飲みたくなるほどだ。

 機内食を担当する田中誠二・顧客マーケティング本部商品サービス開発部開発グループ長は、「洋食と合うような日本酒も必要なのではないか」と常々思っていた。そんなときに、磯自慢という日本酒と出会い、衝撃を受けた。

 「香りが良くて、食中でも合う。本当においしい。こういう日本酒をそろえたい」と思ったという。そこで、2004年から、機内の日本酒を磯自慢などに入れ替えたのだ。

 「破綻後は日本のエアラインとして、日本の素晴らしさを提案するという方針があり、それにも合致している」(田中グループ長)

 ただし、おいしい日本酒があったとしても、簡単には仕入れることはできない。何しろ、ほとんどの人気の日本酒は、手に入れることさえ、ままならない。まして年間を通じて供給することは難しい。

 田中グループ長は、自ら全国の蔵元に頭を下げて回り、名酒に強い酒販店ともつながりを強めた。今では、プライベートで一緒に海外旅行に行く蔵元さえいるという。その熱心さが、今のJALのラインアップを支えている。

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