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【シーメンス】
遠ざかるGEの背中、背後には日立 
利益率の改善目指しコア事業に注力

週刊ダイヤモンド編集部
【第154回】 2014年11月14日
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ドイツ重電大手シーメンスが、事業再編に乗り出した。米ゼネラル・エレクトリック(GE)が高い利益率で成長を続け、背後には日立製作所も迫る。改革の行方を分析した。

 10月24日、白髪を蓄えた眼鏡姿の男性が、東京・大崎を訪れていた。

 ジョー・ケーザー氏。重電業界で世界2位につけるドイツの老舗企業シーメンスのCEOだ。昨年8月にCEOに就任して以来、同社の日本法人を訪問するのは初めてのことだった。

 ケーザー氏は滞在中に、シーメンスの主力商品の一つである火力発電向け大型ガスタービンを売り込みに、日本の電力会社を回ったもようだ。シーメンスは、日本でのガスタービン納入実績はまだ少ないが、原子力発電所の停止により火力発電の需要の高まっている日本を、有力な市場の一つに位置付けているのだ。

 だが、ケーザー氏が日本を訪れた理由はそれだけではない。同氏は今年に入ってから、大規模な社内の構造改革に取り組み始めている。その徹底を海外拠点でも説いているのだ。

 その背景には、営業利益率2桁を必達としてきた収益水準が傾き始めていたことがある。2013年度の利益率は10%を大きく下回る6%台。一方で、最大のライバルであるGEは、余裕の2桁を維持している。さらに背後では「GEとシーメンスがベンチマーク」と中西宏明会長が常に公言している日立製作所も、必死の追い上げを見せている。

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