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トヨタ、GEも食指を動かす
水素インフラ整備の“秘策”

週刊ダイヤモンド編集部
2014年11月17日
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世界初となるトヨタ自動車の市販燃料電池車(FCV)の情報解禁日が11月18日に迫った。かねて、FCV普及のネックとされてきたのが、FCVに水素を供給する水素ステーション整備の遅れだ。高額な建設・運営コスト、都市部における遊休地の不足が遅延の理由だが、それらを解消するかもしれない、秘策が浮上しているという。

ソニー本社に隣接する芝浦水再生センター(東京都港区)。下水処理場の有効活用が、水素ステーション整備の一助となるのか
Photo:芝浦水再生センターHPより

 東京都港区にあるJR品川駅港南口より徒歩10分。ソニー本社と隣接する広大な敷地に、芝浦水再生センター(港区)はある。千代田区、港区、渋谷区など「山手線内側の面積」に相当する区域の下水を一手に処理する下水処理場だ。

 この施設の有効活用に、トヨタ自動車が大きな期待を寄せている。現在、水面下では、芝浦など東京都心部にある下水処理場に、燃料電池車(FCV)に水素を供給する水素ステーションを建設しようという計画が、持ち上がっているのだ。「何としても、このプロジェクトを足掛かりに水素インフラを普及させたい」(トヨタ幹部)と鼻息は荒い。

 FCVとは、水素と酸素を化学反応させて電気をつくる「燃料電池」を搭載し、その電気を使ってモーターを回して走る車だ。走行時に水しか出さず、1回水素を充填するだけで600~700キロメートルを走行できるため、“究極のエコカー”とも呼ばれる。

 いよいよ11月18日、トヨタが世界初の市販FCV「ミライ」をお披露目する情報解禁日がやって来る。年内にも工場出荷されるミライのデビューに、世間の注目が集まっている。

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