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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

最後まで人の話を聞けない人は要注意!
職場で評価を下げる「早とちり」を治す方法

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第127回】 2014年12月1日
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 あなたは人の話をしっかりと聞いて熟考してから発言や行動ができるタイプですか?一見、簡単そうに見える行為ですが、できる人はあまり多くありません。みなさんも一度は、つい先走って早とちりしてしまった経験があるのではないでしょうか。

 実は、仕事上での早とちりが習慣化していることを悩む人は少なくありません。ネット上にも「早とちりで周囲に迷惑かけてばかり…」と悩みを明かす相談がたくさん書き込まれています。実際、当方もこれまでに早とちりをして仕事上で大失態した人をたくさん見てきました。

 そこで今回は、早とちりが仕事に与える悪影響と、そして痛い目に遭わないために必要な対策のヒントを紹介したいと思います。

「花子とアン」の花子の父は
“あわて者”でも微笑ましかったが…

 「早とちり」とは、よく確かめないで、勝手に分かったつもりになること。早合点(はやがてん)も同義語にあたる「そそっかしくて失敗ばかりしている」といったイメージのことを指します。

 この言葉を聞いて当方が思いついたのは、朝ドラで話題になった「花子とアン」の主人公である花子の父・吉平(伊原剛志)です。例えば、花子の友人である葉山蓮子(仲間由紀恵)が立ちくらむ姿をみると産気づいたに違いないと思いこみ、電報を打ってしまうなど、周囲には「困ったことしてくれた」と思わせる行為をしばしば繰り返していました。ただ、こうした行為で周囲が困っている光景は微笑ましくもあり、ドラマを盛り上げる意味でもそそっかしい人は欠かせません。

 ちなみに、「早とちり」と似た言葉として使われる「勘違い」とは何が違うのでしょうか?「勘違い」とは、事実に対する認識そのものが間違っているため、とんちんかんな考えを持つこと。一方の「早とちり」は、一部分がわかったところで、勝手に全部わかったと思い込むことです。つまり、前者は状況判断ができない、後者はあわてもの、という違いがあります。

 では、早とちりな人が職場にいたらどうでしょうか?ドラマのように「微笑ましい」で済まされるでしょうか?実際は、迷惑で取り扱いに困る存在のはず。おそらくそれなりの問題を起こしている可能性が高く、トラブルも「微笑ましい」では済まされないでしょう。できれば、早とちりな人にはそんな行動を改めてもらいたいものです。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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