フリーランスにとって最も切実な悩み。それは「仕事がない」ということ。かといって、バタバタと集客したり、「嫌な仕事」をとったりはしたくないものです。知識ゼロ・経験ゼロからさまざまな「食う手段」を確立した著者が、仕事に困らないための秘訣をお伝えします。

誰でも簡単に、プロ並みの仕事ができてしまう!
フリーランスはどう戦うべきか?

 便利なアプリやWebサービスの登場により、誰でも簡単に、プロ並みの仕事ができるようになりました。

・簡単にチラシが作れるサービス
・HPを自由にデザインできるサービス
・ネットで確定申告書が作れるサービス

 こういったサービスが出てきた以上、フリーランスは戦い方を変えなくてはいけません。今までとは違った「別の価値」を提供していかなければ、今後は食べていけなくなります。

 そして時代の変化とともに、自分自身も変化、というよりも衰退していきます。まずは体力。30歳、35歳、40歳と年を重ねるに従って食も細り、体力任せに、「時間で勝負する」ことに限界がやってきます。

 年齢だけではなく、「考え方が古く、時代についていけなくなる」という問題も出てきます。フリーランスはサラリーマンと違い、何か失敗をしても、叱って正してくれる人が誰もいません。そのためどうしても、独りよがりになりやすく、そして「昔の勝ちパターン」に引きずられてしまうのです。