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訴訟社会の本格到来を見据え
弁護士選びのインフラ創造を目指す
オーセンスグループ社長 元榮太一郎

週刊ダイヤモンド編集部
【第89回】 2009年10月16日
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元榮太一郎
オーセンスグループ社長 元榮太一郎(撮影:福本敏雄)

 大学2年生のときに起こした交通事故が、元榮太一郎の人生を方向づけた。

 縦列駐車の状態から発進しようとしたところ、後ろから来たクルマに接触してしまった。

 元榮は任意保険に加入していなかった。クルマ購入のための月額10万円近いローンを自力で支払っていたため、保険代など払える状況ではなかったのだ。

 保険未加入のため、保険会社の示談代行サービスは使えない。仕方なく元榮は、自分で相手の保険会社と示談交渉を始めた。だが、相手はプロ。学生の交渉力では歯が立たなかった。

 「保険会社の担当者から携帯電話にじゃんじゃん電話がかかってくるし、謝りに来いと言われて行ってみると罵声を浴びせられる。さんざんだった」

 反論などできるはずもなく、いわば「10対0」で元榮が一方的に悪いということになりかけていた。

一般的な弁護士のキャリアパスを歩むのは無機質な人生に思えた

 息子の窮地を見かねて、両親が助け舟を出した。弁護士会に連絡し、相談することを勧めてくれたのだ。

 会ってくれた弁護士は、事情を説明すると、こう言った。「とりあえず、“弁護士に相談したら7対3だと言っていた”と、そのまま伝えてみてください」。

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