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ソニー標的のサイバー攻撃で
拡大する情報流出の火の手

週刊ダイヤモンド編集部
2014年12月22日
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 情報流出の火の手は、今なお拡大し続けている。ソニー子会社で、映画製作などを手掛けるソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)のシステムが、外部からサイバー攻撃を受け、一時機能不全に陥ったのは11月24日のこと。

情報流出をめぐってはソニー・ピクチャーズの報道対応にも批判が集まり始めている
Photo:AFP=時事

 当時、米国本社で使用不能になったパソコンには、「Hacked By #GOP」と記された画像が表示され、「われわれに従わなければ、世界中に(内部)情報を公開する」と犯行声明が書かれていた。

 その後、「トレント」などのファイル共有サイトに一斉にアップロードされたデータは、被害額の算出が簡単にはいかないほど、膨大なものだった。

 各種報道などによると、流出したSPE製作の「フューリー」や「アニー」などの新作映画データは、ファイル共有サイト上ですでに100万回以上ダウンロードされており、中にはスパイ映画「007」最新作の脚本とみられるデータもあったという。

 流出した情報は映画のデータにとどまらない。

 SPEの役員報酬や従業員の給料、住所のほか、投資ファンドによる出資話、アンジェリーナ・ジョリーやブラッド・ピットなどハリウッド俳優たちのパスポートのコピー、社会保障番号、電話番号なども含まれていた。

 また、電子メールのデータも大量に流出しており、SPE首脳がオバマ大統領を引き合いに出し、人種差別とも受け取れるような内容のメールを送っていたことで、謝罪に追い込まれる事態にまで発展している。

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