ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
デジタル流行通信 戸田覚

ケータイで音声認識による自動翻訳が可能に!

戸田 覚 [ビジネス書作家]
【第11回】 2008年1月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 「ほんやくコンニャク」というドラえもんの道具を覚えているだろうか。
 これを食べると、あらゆる言語で自由に会話ができるようになるのだ。

 ほんやくコンニャクが実用化され、世界中の人と自由に話せると世界が変わるだろう。もちろん、学習を重ねれば、頭の中に同様の機能を持たせることができる。だが、あまりにも大変な語学学習には及び腰で、楽をして言葉の壁を越える手がないものかと、夢に見ているのだ。

 NECが翻訳技術の開発に力を入れてきたのも、同じコンセプトからだ。1977年に当時の小林会長が「21世紀の初めには誰でも、いつでも、どこでも顔を見ながら話ができるようになる」という夢を提示したという。

 21世紀を迎えた今。確かに、Webカメラや携帯電話によって、いつでもどこでも顔を見ながらコミュニケーションができるようになった。あとは翻訳というわけだ。

 今回取材したのは、NECが独自に開発した機械翻訳エンジンである。携帯電話をほんやくコンニャクにしようという試みだ。

 このチャレンジには、大きく分けて2つのハードルがある。1つは、翻訳精度の向上だ。パソコンの翻訳ソフトでさえ、正確な結果を得るのは難しい。それを携帯電話でチャレンジしようというのだ。

 もう1つが音声認識だ。しゃべった声を認識してテキストに変換し、翻訳機能に受け渡す。正しく認識できないと、当然だが翻訳もうまくできない。

 だが、いつも持ち歩いている携帯電話で翻訳ができるようになれば、非常に利便性が高い。海外にも特別な道具を持ち歩くことなく、電話1つで会話ができるようになれば、うれしいことこの上ないのだ。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

戸田 覚[ビジネス書作家]

1963年東京生まれ。ビジネス書作家、コンサルタント。株式会社アバンギャルド、有限会社戸田覚事務所代表取締役。ハイテク、パソコン、成功する営業のコツ、新商品開発、新事業開発といったテーマを中心に、執筆、出版プロデュース、講演、コンサルティングに携わる。ビジネス誌、パソコン誌、情報関連雑誌をはじめとして多数の連載を抱える。
著書に『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』『プレゼンの極意を盗め!』(以上、ダイヤモンド社)、『すごい人のすごい企画書』(PHP研究所)、『仕事で使える!クラウド超入門』(青春出版社)、『LinkedIn人脈活用術』(東洋経済新報社)など多数がある。
著者ブログ:http://www.toda-j.com/weblog/
株式会社アバンギャルドHP:http://www.avant-garde.jp/


デジタル流行通信 戸田覚

PC、携帯、家電、ウェブ、ITサービス、ITソリューションなど、デジモノ&IT全般にかかわる最新トレンドを、ビジネス作家・戸田覚が毎回鋭い視点でレポートしていくコラム。

「デジタル流行通信 戸田覚」

⇒バックナンバー一覧