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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

社内政治に勝つ人は
なぜいつもやりたいことができているのか

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第129回】 2014年12月29日
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 当方が今年10月末に出版した『社内政治の教科書』がおかげ様で好評をいただいています。書店でも目立つ展示をしていただき、ビジネス雑誌等でこれに関連した取材を受けることも増えてきました。うれしかったのはある書評で、「あるようで今までなかったビジネス書」と稀少性を讃えてもらえたこと。それだけ社内政治は関心が高いテーマながら、取り扱いが難しいものと思われてきたのかもしれません。

 そこで今回は社内政治に悩む人の声を取り上げながら、実際にどう社内政治に臨めばよいのか対策を考えていきましょう。

社内政治に絶対必要な「調整」
対立させず円満にコトを進めよ

 社内政治とは部下を掌握し、上司や上層部の信頼を獲得し、社内横断的なキーパーソンのネットワークを築き、社内力学を見極めながら、社内の利害関係を巧みに調整する能力。まさに人間関係の仕切り役を担うこと。社会人として会社に入社したばかりの時には必要だと思わなかったビジネススキルかもしれません。

 現場で一社員として仕事をしているときには、

 「自分の仕事を自分なりにやれていればいいでしょ」

 とマイペースに仕事をしてさえすれば問題ないと思っている人も少なくありません。ところが、年齢とともに重要な役割が与えられたり、役職などに就けば状況は徐々に変わっていきます。

 その典型が社内での「調整」という仕事が任されたとき。調整とは社内の利害関係が違う人同士の意見をまとめる仕事。例えば、専門商社で組織の構造改革が必要になっているケースを考えてみましょう。

・長年部門を仕切るベテラン部長
・外資系から転職してきた凄腕部長
・古い体質を変えたい若手部長

 と3人の部長がいた場合、それぞれ改革に対する考え方は違います。その考え方を1つの方向にまとめない限り、改革は実行できません。ただ、部長ともなれば自分の意思は曲げたくないものです。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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