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デジタル流行通信 戸田覚

秒速60コマ連写で瞬間を逃さない、新デジカメ「EX-F1」の実力

戸田 覚 [ビジネス書作家]
【第35回】 2008年7月14日
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 デジタルカメラがよく売れており、特に一眼レフが好調だという。確かに、デジタル一眼レフは撮影好きにとってはたまらないだろう。フィルムの時代とは異なり、何枚撮影してもコストがかかることはないのだ。

 ところが、エントリーユーザーが購入する機能を割り切ったデジカメにも、フィルムの時代には考えられなかったさまざまな機能が追加されている。数年前に手ブレ防止がヒットし、昨年からは笑顔認識がはやっているのもご存じの通りだ。

デジカメで毎秒60コマの
高速連写が可能に!

高速連写機能が魅力の「EX-F1」
高速連写機能が魅力の「EX-F1」。一般的なコンパクトデジカメと比べると、サイズはかなり大きい。

 さて、そんななか、カシオ計算機からこれまでになかったコンセプトのデジタルカメラが登場したのでご紹介しよう。ズバリ! 高速連写を極めたデジカメ「EX-F1」だ。

 従来のデジタルカメラは、連写と言っても1秒間に数枚の写真を撮れる程度だった。高性能な一眼レフでも毎秒8枚程度の連写がせいぜい。ところが、このカメラは毎秒最高60枚もの撮影ができてしまうのだ。ここまでの連写となると、実はビデオよりも画像の連続性がある。

 よく、テレビの自然番組などで「スーパースロー再生」を見かけるだろう。ハチドリの羽ばたきとか、リンゴに銃弾が当たる様子などをスローで再生しているアレだ。このカメラも似たようなコンセプトだ。1秒に60コマ再生できるわけで、いままで肉眼では見られなかった画像を写すことが可能になる。

 例えば、高性能ハイビジョンビデオカメラで動画を撮影して、その1シーンを静止画として切り出したとしても、このスペックには遠く及ばない。高速連写機能が充実しているということは、動いているモノも止まって写せるということだ。例えば、毎秒8コマで走っている犬を写したらブレていたとしても、毎秒60コマなら静止画のように見える。

 つまり、「肉眼では見えない世界」がデジカメで撮影できるのである。

 早速、カメラを借りて色々なシーンを撮影してみた。一番驚いたのは、ペットボトルから水を流す瞬間だ。写真をご覧いただければわかるのだが、水の流れ始めるシーンが止まって見えるのだ。これは、今までのデジカメにはできなかったことだ。

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戸田 覚[ビジネス書作家]

1963年東京生まれ。ビジネス書作家、コンサルタント。株式会社アバンギャルド、有限会社戸田覚事務所代表取締役。ハイテク、パソコン、成功する営業のコツ、新商品開発、新事業開発といったテーマを中心に、執筆、出版プロデュース、講演、コンサルティングに携わる。ビジネス誌、パソコン誌、情報関連雑誌をはじめとして多数の連載を抱える。
著書に『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』『プレゼンの極意を盗め!』(以上、ダイヤモンド社)、『すごい人のすごい企画書』(PHP研究所)、『仕事で使える!クラウド超入門』(青春出版社)、『LinkedIn人脈活用術』(東洋経済新報社)など多数がある。
著者ブログ:http://www.toda-j.com/weblog/
株式会社アバンギャルドHP:http://www.avant-garde.jp/


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