ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
短答直入

清水建設社長 宮本洋一 
リニア新幹線工事にチャレンジしたい

週刊ダイヤモンド編集部
2015年1月9日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

景気回復や政府の「国土強靭化」方針、2020年の東京オリンピック開催に向けた建設投資の増加で業績が回復しているゼネコン業界。一方で、複雑な下請け構造や、技能労働者の将来的な不足といった課題も残る。スーパーゼネコンの一角を占める清水建設の宮本洋一社長に、工事の受注環境や今後のビジネスモデルの在り方、若者にとって魅力ある業界とするための取り組みについて聞いた。

――4月からの消費税率8%への引き上げもあって、GDP(国内総生産)は足元で下落しています。景気後退も懸念されますが、建築工事の多くを占める民間部門からの工事の受注環境に変化はありませんか。

みやもと・よういち
1947年東京都生まれ。71年東京大学工学部建築学科卒、清水建設入社。北陸支店長、専務執行役員九州支店長、同営業担当を経て2007年から現職。日本建設業連合会副会長。
Photo by Toshiaki Usami

 受注環境において消費増税時の影響が大きかったのは住宅関連で、我々にはそう大きくありません。景気や製造業の設備投資の動きについては、原子力発電所の再稼働に向けた動きや石油価格の下落で、電気代が下がる余地もありますが、依然として慎重に見ていかないといけない。

 円安になったからといって、これまで海外に移っていた日本の製造業があっさり国内回帰し、本格的な国内設備投資が出てくるのか。そう簡単な話ではないでしょうから、トヨタ自動車さんのように国内重視を宣言しておられる会社に頑張っていただきたい。

 その中で、研究開発の国内拠点を拡充したり、省エネのために古い設備を更新するといった動きに期待します。国内にものづくりの場所をある程度確保しないと、若い人の働く場所がなくなる。国内での雇用の確保というのは、建設業にとってだけの問題ではありません。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年1月21日号 定価710円(税込)

特集 天才・奇才のつくり方 お受験・英才教育の真実

お受験・英才教育の真実

【特集2】
村田 vs TDK
真逆のスマホ戦略の成否

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


短答直入

円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日本を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。

「短答直入」

⇒バックナンバー一覧