3:「他人」を自分の目標に巻き込む

 努力が続く人は、自分の目標を多くの人に伝える傾向があります。自分にはどんな目標があって、どんな努力をしているのかということを言葉にして広く発信しているのです。どんなハードルがあって、どんな苦労をしているかということも赤裸々に見せていきます

 それによって自分にプレッシャーをかけているところもありますが、まわりからのサポートや応援を得られやすくなるということもあります。「応援」というと、たいしたサポートに思えないかもしれませんが、まったくひとりのモチベーションだけで目標達成をすることは難しいものです。

 ありとあらゆる手を使ってモチベーションの下支えをしていかなければ、大きな目標を達成することはできません。人は共感したことには協力をしてくれるものなので、できるだけ率直に内実をさらけだせばさらけだすほど、他人を巻き込むことができます。

4:「世の中にどう貢献できるか」を考える

 私利私欲のためだけの努力は、あまり続きにくいものです。自分の目標は、究極的に他人のどんな役に立つのかということを考えてみてください

 自分ががんばることで、自分のいる場所や世の中にどんなポジティブな影響を与えられるかを考えることで、努力に身が入ります。

 また、「他人のため」という視点のある目標は、とりわけ他人の応援を得やすいです。実際にまわりの人と協力して物事を進めることができれば、自分ひとりではできないような大きなことも実現することができます。