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働く女子の職場サバイバル術 小出真由美

想定外の結婚・出産ナシ!一生働く女の葛藤

小出真由美 [日本マンパワー 人材開発企画部 研究開発グループ 専門課長]
【第8回】 2015年1月22日
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 そのうち結婚して子どもができたら、この仕事は辞めようと思っていた。

 気がついたら、もういい歳で…こんなはずじゃなかったのに。

 もしかして、この先、結婚はできないかも…。

 親もどんどん歳を取り、この先、介護や自分の老後を考えたら、やっぱり働き続けなければいけない。

 でも、今の仕事って一生できることじゃないし、どうしたらいいの。

 今、そうした悩みを持つ女性がとても増えています。

仕事と家庭の両立だけじゃない
「ノンイベント」も女性に重大な影響

 自身のキャリアを考える上で、結婚や出産といったライフイベントなど考慮することはよくあります。しかし、逆に人生で予定していたことが起こらない、つまり「ノンイベント」も女性のビジョンや働き方に重大な影響を及ぼします。

 現在は、男女問わず定年まで働くことが当たり前の時代です。年金の支給開始は遠い先のことで、それまで少しでも働いて生計を維持していかなければ、安心できる老後は迎えられません。それを理解したとき、自分にとっていかに仕事が大切かわかり、仕事の意味を考えるきっかけになります。

 今まで「女性の仕事観」といえば、就職はしてもいずれは辞めて家庭に入るものと考えられることが多かったように思います。そのため、定年前の何かしらのタイミングで退職していることも多く、定年を迎える女性が少ないのが一般的でした。

 しかし先ほども触れたように、これからは女性も働くことが当たり前になり、実際に定年まで勤め続ける人も増えていきます。

 あなたは、このままあと数十年働くイメージができますか?長い間仕事をするということは、まず自分自身が働き続けるイメージを持つことが最も重要になります。つまりは、マインドセットです。

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小出真由美[日本マンパワー 人材開発企画部 研究開発グループ 専門課長]

株式会社日本マンパワーで、女性向けのキャリア研修として、女性がライフイベントをポジティブに捉え、自分の軸を持つことで、働く上でのキャリアをどう描くか等をテーマにした研修を開発。その傍ら、産業カウンセラー、キャリア・デベロップメント・アドバイザー、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種マスターコース、ワーク・ライフ・バランスコンサルタントなどの資格を持ち、組織内のキャリア、メンタルヘルス、ワーク・ライフ・バランスの施策のコンサルティングや、各種セミナー講師も行っている。
日本マンパワーHP

 


働く女子の職場サバイバル術 小出真由美

「管理職になりたがらない」「結婚や出産すると仕事へのやる気がなくなる」……こういった先入観を持たれがちな女性社員たち。もちろん全員がそうではないけれど、その偏見から男性上司などとぶつかる機会や、同性同士でも既婚と独身で考え方のズレが生まれることもあります。安倍政権が女性の活躍推進を打ち出し、ますます働く女性の登用が進むなか、働くふつうの女性たちはどう職場で生き抜けば、働きがいや給与を得られるのでしょうか? そのサバイバル職場術を様々なシチュエーションから考えます。

「働く女子の職場サバイバル術 小出真由美」

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