ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
プロが教える実家の片づけ
【第2回】 2015年1月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
渡部亜矢 [わたなべ・あや]

新聞四紙40年分が捨てられない……
男親の収集癖で床が抜ける寸前に!?

1
nextpage

本や雑誌を収集する男親。
捨てるに捨てられなくて……どうする?

 以前、ある男性から相談を受けたことがあります。
 そのご相談とは、「父が新聞4紙を40年以上も捨てないで収集している。どうにかならないだろうか」というものでした。
あまりの重さに2階の床が抜けそうだという切実なお悩みでした(実際、捨てるときには2トントラック1台分になりました)。

 このお父様に限らず、実家の片づけの現場でよく直面するのが、男親の「収集癖」です。女親に比べ、収集することに楽しみを抱く傾向の強い男親の場合、趣味の道具を片づけるのがひと苦労、というケースも少なくありません。

 実家の片づけの中でも、本や雑誌の片づけは手間のかかるものの代表格でもあります。では、親とケンカすることなく、なおかつリバウンドもしない片づけ方とはいったいどういうものなのでしょうか?

 まず最初は、本棚の中のものを「捨てる」「一時保管箱(一時的にとりあえず保管しておく箱)」「捨てない」の3つに分類していきます。このとき、手元に残すと判断したものを見ると、親が今何に興味を持っているのか、何に悩んでいるのかがわかる場合があります。

 たとえば、私がお伺いしたお宅でもハーブの本や刺繍の本などを残している方はたくさんいらっしゃいます。また、ダイエットやコレステロールを下げるといった健康本などは、現在の悩みと直結しやすいものです。手に取りやすい本棚の中段にまとめてしまっておきましょう。

 その際、ぎゅうぎゅうに詰め過ぎず、かといってスカスカにしないことがポイントです。ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎると、取り出したものをしまえず、本棚の前に積んでしまう恐れがあるからです。また、逆に余裕がありすぎると、まだまだ買ってもいいんだと余計なものまで勝手しまう恐れもあります。2割ぐらいの余裕を残しておくのがベストでしょう。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
キーワード  実家問題 , ,
自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

ちきりん 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2016年11月

<内容紹介>
生産性は、論理的思考と同じように、単なるスキルに止まらず価値観や判断軸ともなる重要なもの。しかし日本のホワイトカラー業務では無視され続け、それが意味のない長時間労働と日本経済低迷の一因となっています。そうした状況を打開するため、超人気ブロガーが生産性の重要性と上げ方を多数の事例とともに解説します。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍
(POSデータ調べ、11/20~11/26)


注目のトピックスPR


渡部亜矢 [わたなべ・あや]

「実家片づけ整理協会 代表理事」

1965年神奈川県生まれ。銀行、出版社等に勤務後、2012年一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会を共同で設立、片づけ上手塾 エグゼカレッジ表参道校を開校し代表理事に就任。
2016年より(一社)実家片づけ整理協会で実家の片づけに特化したアドバイザー育成講座を開講中。

実家片づけ整理協会 http://jikka-katazuke.jp/

 

 


プロが教える実家の片づけ

相続、老々介護……高齢化社会をむかえ、さまざまな社会問題が浮き彫りになっている現代の日本において、今一番注目を浴びているのが「実家の片づけ」問題だ。物が豊かさの象徴だった親世代と、シンプルこそが素敵な暮らしだと思っている子ども世代。そんな世代間のギャップを抱えたままはじめた実家の片づけは、間違いなくケンカになって親子断絶、リバウンドを繰り返した結果、ゴミ屋敷化する……。本連載では、そんな最悪の事態に陥らないために、実家片づけのプロが教える、最短・最速・最効率的かつ、リバウンドゼロの、「実家の片づけ」の極意をご紹介していきます。

「プロが教える実家の片づけ」

⇒バックナンバー一覧