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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

いつから同期は友達に?若手の8割がライバル不在

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第130回】 2015年1月26日
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 仕事を頑張るために必要不可欠と言ってもいい存在――ライバル。ライバル心を持って周囲と切磋琢磨することが、職場でとても重視された時代がありました。ところが、ここ最近、誰かと競争するよりもオンリーワンであることが大事、だからライバル心なんて不要と考える人が増えています。でも、本当にそれでいいのでしょうか?

 また、ライバル心を持たないつもりでいたとしても、何かをきっかけに「火がついて」ライバル視してしまうことはないのでしょうか?しかも、その火がついてしまったとき、すでにライバルに「大きな差」をつけられていたらどうしますか?

 今回は、仕事上ではどう“ライバル心”を持つのが一番よいのか、今回は考えてみましょう。

スポーツ界を盛り上げてきた
ライバルたち

 ライバルとは、自分と同等もしくはそれ以上の力を持ち、競い合いながら互いを高め合うことのできる相手のこと。単純な敵対関係とは異なり、その奥底には信頼や尊敬など相手を認める気持ちがあるのが特徴です。このライバルに対して抱くのが「ライバル心」です。

 このライバルの存在があると、あらゆる場面で大きな注目を浴びることになります。古い話であれば、プロ野球界の長嶋茂雄選手(巨人)と村山実投手(阪神)は、宿命のライバルとしてプロ野球を盛り上げました。「あいつには負けない」とストレートに感情をむき出しにする様子にファンは注目していたのです。それ以後も、王貞治選手(巨人)と江夏豊投手(阪神)、掛布雅之選手(阪神)と江川卓投手(巨人)のライバルの対決はプロ野球界を盛り上げてきました。

 最近のスポーツ界で注目のライバルと言えば、野球よりもサッカーでしょう。しかも、日本ではなく欧州サッカーチームに所属するメッシとC・ロナウドに注目が集まっているのではないでしょうか?FIFAバロンドール(世界年間最優秀選手賞)も、ここ数年はこの2人が独占している状態でした。ゆえに双方のコメントから「負けない」という強い意識が感じ取れ、2014年にC・ロナウドが受賞した時にみせた涙はライバルとの対決に勝利した喜びも背景にはあったに違いありません。やはり、何時の時代もスポーツ界はライバル対決が存在して、ライバル心がお互いのプレイ向上に大きく影響してきました。

 では、職場でもライバル対決はあるのでしょうか?

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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