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りそなが大手生保と資本提携
次なる焦点は異業種取り込み

週刊ダイヤモンド編集部
2015年2月17日
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 りそなホールディングスが、最大3兆円あった公的資金の完済後を見据えた新たな資本政策に動いた。りそなは第一生命保険、日本生命保険と資本関係を強化する方針で、現在持つ自社株式約800億円を両生保が引き受ける方向で調整している。しかし、借金返済モードからの本格転換というには時期尚早だ。

系列の色が強いメガバンクと違って中立的なりそなは、保険業界にとって組みやすい相手の一つだ
Photo by Ryosuke Shimizu

 第一生命は2%強のりそな株を保有しており、出資比率5%超の筆頭株主になる可能性がある。また、日生も大株主に名を連ねることになる見通しだ。生保2社としては、りそなの全国約600店の販売網を使って自社商品の銀行窓口販売を強化する狙いがある。

 りそなの狙いは大きく二つ。一つは、取り扱う保険商品の強化だ。りそなは「真のリテール(個人向け)バンク」を経営テーマに掲げており、顧客ニーズに合った独自の保険商品開発に積極的。すでに第一生命と組んで、死亡時だけでなく要介護や身体障害の状態になった場合にも、ローン残高がゼロになる特約付き住宅ローンを販売して好評を博している。

 もう一つは、事業・資本提携を通じた安定株主を得ることによる、財務の安定性強化だ。

 りそなは公的資金の残り1280億円を今夏にも完済するとみられており、金融庁に提出するためではない独自の経営計画を策定する時期に差し掛かっている。その準備を着々と進めているのだ。

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