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「働き方」という経営問題―The Future of Work―

知識を磨く場所に選んだのは
シェアワークプレイス
――外資系金融機関勤務・西原大輔さん

河合起季
【第21回】 2015年2月27日
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仕事以外のことをもっと
深く掘り下げて勉強したい

 個人や組織の枠を超え、知識・技術などのリソースを組み合わせてビジネスを発展させる「オープンイノベーション」。その重要な拠点となりつつあるのが、フリーアドレス方式でワークスペースを共有する「シェアオフィス」や「コ・ワーキングスペース」と呼ばれる施設だ。各施設が独自のアイデアで、人と人とが出会い協業する空間と仕組みを提供している。

 利用者はフリーランスや小規模事業者が中心だが、近頃、組織で働く人も利用し始めているという。一般に会社員の場合、会社関係や業界以外で新たな人と出会う機会は意外と少ない。自分とは違う業界の第一線で働く人の話を聴いて知識を高めたい、ネットワークをもっと広げたいというビジネスパーソンが増えているのだ。

「ビジネスエアポート東京」会員の西原大輔さん。朝と夕方~夜に利用できる「プライベート会員」として昨年11月のオープンと同時に入会した Photo by Toshiaki Usami

 東京・大手町の外資系金融機関に勤める、西原大輔さん(40歳)もその1人。東急不動産が手がけるフリーアドレス型ビジネスラウンジ「ビジネスエアポート東京」に、昨年11月のオープンと同時に入会した。ここを選んだ理由とは?

 「昨年、40歳になって社会人としての経験と知識がある程度身についたので、仕事以外で一般教養として、何か自分の中で興味を持ったことをもう少し深く掘り下げて勉強したいと思いました。それで、どこか落ち着いて使える場所はないかと探していたんですね。ちょうどその頃、雑誌でシェアワークプレイスの記事が載っていて、ビジネスエアポート東京を知ったのがきっかけです」

 入会前にネット検索で他のシェアオフィスも調べてみたが、通勤途中にあること、会社から地下を通って行けること、そして何よりも充実した施設に魅力を感じ、即決したという。

 「ビジネスエアポート東京」はビジネスの中心「大手町」駅直結という好立地にある。名前の通り、国際空港のビジネスラウンジのような高級感、仕事もリラクゼーションもできるワクワク感いっぱいの空間づくりが基本コンセプトだ。共用スペース(シェアワークプレイス)や個室スペース、会議室、ライブラリー、リラクゼーションスペース、シャワーブースなどがあり、デザイン性と機能性を兼ね備えた演出が各所に施されている。

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人口減少による働き手の不足と経済・社会のグローバル化が、企業経営を取りまく大問題となっている。そのなかで、企業が競争優位性を築くためのキーワードとして浮上しているのが「ワークスタイル変革」だ。識者への取材や企業事例の紹介を通じて、すべての企業と働く人に問われている「働き方」の課題を明らかにしていく。

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