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課長の覚悟
【第1回】 2015年3月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
寺松輝彦

課長が一人で仕事を抱え込まないために
できる決断を速くやる

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課長は自分一人で成果を上げられるわけではない。それが分かっていながら、じつは自分一人で仕事を進めている人が多い。なぜそうなってしまうかといえば、部下を動かせないか、他部門との協力関係が作れないからだ。一人で抱え込まないためには、何をすればよいかを決めて、部下に指示や命令を出すことだ。速く決める方法を伝授。

なぜ部下を動かせないのか?

 課長は自分一人で成果を上げられるわけではありません。それが分かっていながら、じつは自分一人で仕事を進めている人が多くいます。

 なぜそうなってしまうのでしょうか。

 うまく部下を動かせないこともあるでしょう。他部門との協力関係が作れないこともあります。だから、結果として自分一人があくせく動いているのでしょう。

 どうすればよいのでしょうか。

 それは決まっています。部下を動かすことです。

 何をすればよいかを決めて、部下に指示や命令を出すことです。つまりは、いつまでに何をどのようにして、どれだけの分量を実行するかを決める。決めたらそれを伝えるだけのことです。

 ただそれだけのことですが、それをしていません。なぜしないかといえば、指示や命令事項を決められないからなのです。

 「課長、いま現場で機械のトラブルが起きています。故障の原因を調査していますが、いつまでに分かるかメドがつきません」

 「それはたいへんだ。誰が機械の不具合を見ているの?」

 「主任です。手に負えないと言っています」

 「他に分かる人はいないの」

 「皆で見ていますが、よく分からないのです」

 「そう、とにかく現場へ行こう」

次のページ>> それでは遅すぎる
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寺松輝彦 

福岡県生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。(株)社員教育研究所にて、営業、教育教材開発、研修プログラム開発、主任講師、子会社経営などを経て、1988年より(株)コスモ教育の代表取締役。(株)アイウィル主任講師、中小企業大学校(経産省管轄)の講師等を務める。ほか、各企業の社員研修や、多数の商工会議所、県商工会連合会、経営者協会等のセミナーにて講演。
著書に『できる新入社員になる!』(ダイヤモンド社)『主任係長実力アップクイズ40』(PHP研究所)『技術者が営業をきわめる本』(PHP研究所)がある。


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