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ミドルマネジャーのための「不機嫌な職場」改革講座

共感の場で経験を語り合い、自信を得る
ミドルが蘇る“奇跡のワークショップ”

高橋克徳 [(株)ジェイフィール代表],重光直之 [(株)ジェイフィール取締役]
【第2回】 2009年8月5日
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 不機嫌な職場で元気のないミドルマネジャーたち――。 連載第1回では、悩める中間管理職たちの“実態”を詳しく説明しました。

 では、こんな状況をどうやって打開すればいいのか? 第2回は、そのためにぜひやっていただきたい取り組みについて紹介します。

 「ここに来て心が軽くなりました。今、すごいプレッシャーの中で夜も眠れず薬をもらって飲んでるんですが、今日はなんだか眠れそうな気がします」

 「私は、ここに来るとホッとして心のバランスがとれるんです。厳しい施策を部下に伝えることが多くて、正直しんどいんです。『今、ここで頑張んなきゃ』と無理してるんですよね、知らず知らずのうちに」

 「ここで、僕は勇気をもらいました。マネジャーとしての自信がなくて1人で悩んでいたけど、『今の自分は結構頑張ってる』って思えるようになりました」

 これらは一見、カウンセリングの場で発せられた言葉のようですが、実は私たちが企業の依頼で行なっている“ワークショップ”(体験型の企業研修)を終えたときに、ミドルの口からぽろっと出た言葉です。決意表明の場で話してもらったことではなく、終わった後に自然に発せられた言葉なのです。

 彼らの表情はいずれも柔らかく、癒された面持ちでした。「今、ミドルが渇望しているのはこんな場なんだ」と、私自身、とても勇気づけられた瞬間でもあります。

 ミドルを元気にするには、まず心のバランスを保ち、前向きな感情を持てるようにすることが必要です。このような気持ちを呼び起すにはどうしたらいいか、このワークショップでの経験をもう少しお話ししましょう。

「同じ悩みを持つ仲間がいる!」
自分の話を聞いてもらう喜び

 このワークショップはたった75分ですが、毎週ミドル・マネジャーたちが集まって自分たちの経験を語り合う、貴重な場となっています。そこでは、ミドルが抱える様々な課題がわかります。

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高橋克徳 [(株)ジェイフィール代表]

野村総合研究所、ワトソンワイアットを経て、ジェイフィールの設立に参加。組織における感情問題の解決や組織活力向上のコンサルティングに全力を注ぐ。多摩大学講師など、多方面で活躍。共著の『不機嫌な職場』(講談社)はベストセラーとなる。
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重光直之 [(株)ジェイフィール取締役]

株式会社ニイタカ、社団法人日本能率協会を経て現在に至る。ヘンリー・ミンツバーグ教授との出会いを機に、ミドルマネジャーを元気にする「リフレクション・ラウンドテーブル」を日本に導入し、プログラム開発とファシリテーターを担当。「感じる研修エンジニアリング」の普及にも力を入れ、スキット研修、演出家を招いての役作り研修など、多彩に展開中。

ホームページ:http://www.j-feel.jp(日本語)

 


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職場のコミュニケーションが崩壊し、社員の対立や生産性の低下に悩むミドルマネジャーが急増しています。ベストセラー『不機嫌な職場』の著者と「ミドル再生」を専門とする同僚が、管理職が不機嫌な職場を改革するための知恵を徹底指南します。

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