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30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由
【第18回】 2015年6月17日
著者・コラム紹介バックナンバー
杉本宏之 [起業家]

起業家対談シリーズ第7回 前澤友作
「この人は、社会に貢献する人なんですよ」
前澤友作×杉本宏之【前編】

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『30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由』の著者である起業家・杉本宏之氏が、本書にも登場する著名経営者たちと語り合う起業家対談シリーズ。最終回はアパレルECサイトZOZOTOWNを運営する株式会社スタートトゥデイの前澤友作氏だ。自己破産のどん底から杉本氏が再起を決意できた理由とは、前澤氏をはじめとする友人たちとの信頼関係があったこと。そんな「解答」を教えてくれるかのように、和やかな対談となった。

民事再生直後の「どん底」で
「チバクラツアー」に誘った
真意とは?

前澤この本、売れてるそうですね。

編集部 ありがとうございます。発売から半年過ぎて、今は少し落ち着いていますが、当初はAmazonのランキングで全体の2位まで行きました。

前澤 すごいですね。

杉本 おかげさまで、先日、韓国でも出版されました。

前澤友作(まえざわ・ゆうさく)[スタートトゥデイ代表取締役]1975年生まれ。95年輸入レコード・CDの通販ビジネスを開始する。98年有限会社スタート・トゥデイを設立。2000年同社を株式会社化。07年マザーズ上場、12年同社を東証一部に上場させる。

前澤 なるほど。で、この対談でさらに何部か売れるといいね。

杉本 ありがとうございます(笑)。

編集部 さて、この本では前澤さんとのエピソードがいくつか紹介されています。杉本さんが「どん底」の時期、前澤さんの励ましに勇気づけられたということですが。

杉本 そうなんですよ。民事再生して、もう自分だけではどうしようもない時に、いろいろと誘っていただきました。実は、執筆中の校正段階で削除したんですが、印象に残っているのが「チバクラツアー」です。千葉のキャバクラでひたすら飲み倒すぞ、と。

前澤 ほら、ああいう時だったから、都内で派手に遊べないだろうと思ったからね。千葉においでよって誘ったんだよね。

杉本 千葉のキャバクラの女のコたちに「この人、すごい人なんだよ。400億借金を抱えて、会社潰した人なんだ。すごくない? なかなか会えないよ」って紹介してくれて(笑)。本を書いている時は「チバクラはやめてくれ」と、前澤さんからNGをいただいたかと思うんですが。

前澤 え? そうなの。全然いいでしょ、別に。

編集部 あ、スタートトゥデイの秘書の方も笑ってらっしゃいますから、この対談ではスピンオフということで書かせていただきましょう。

前澤 うちの秘書も、よくわかってくれてますから。杉本さんと飲む次の日は、大事な予定を入れないもん。

杉本 ははは。言わせていただくと、うちの秘書も前澤さんと飲む翌日は14時くらいまで予定を入れません。

前澤 なんだ、うちと同じだよ(笑)。

編集部 当時、厳しい時期に杉本さんを誘ったのは、励まそうというお気持ちだったんですか?

前澤 いやいや、僕は杉本さんの会社の事情にそれほど詳しくなかったですから。普通に、それまで通りの付き合いを続けてただけですね。民事再生のことはニュースとかで見てましたけど、会うといつでも元気そうだったし。

杉本 強がって、装っていたところはあるんです。「オレ、死にそうです」なんて弱音吐いてるヤツと、一緒にいたくないだろうと思うから。当時、本当にそれまでと変わらず付き合っていただいたのが、今回、この対談シリーズへの出演をお願いした方々なんですよ。そのおかげで、精神的に健全さを保つことができました。本当に、感謝しています。

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杉本宏之(すぎもと・ひろゆき) [起業家]

1977年生まれ。高校卒業後、住宅販売会社に就職、22歳でトップ営業となる。2001年に退社し、24歳でエスグラントコーポレーションを設立。ワンルームマンションの分譲事業を皮切りに事業を拡大し、総合不動産企業に成長させる。2005年不動産業界史上最年少で上場を果たす。2008年のリーマンショックで業績が悪化、2009年に民事再生を申請、自己破産。その後再起し、エスグラントに匹敵する規模にグループを育て上げた。

 


30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由

業界の風雲児として急成長企業を育て、最年少上場記録を打ち立て、最高益を叩きだした矢先、リーマンショックで巨額負債を抱え破たん。どん底から再起動へと歩む起業家は、失敗から何を教訓とし、迷惑をかけながら支えてくれた人々に何を伝えるのか? 本連載では、『30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由』の一部を順次掲載していきます。

「30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」

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