ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
トンデモ人事部が会社を壊す

“完璧な研修”ほど社員のヤル気をそぐ理由

会社の集合研修は、なぜ役に立たないのか?(下)

山口 博
【第20回】 2015年4月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

企業内の集合研修は「このように運営しなければならない」と受け継がれている鉄則がある。しかし、この鉄則がビジネス伸展の阻害要因になっていることにお気づきだろうか。実は、参加者側のビジネス部門は既に気づいている。知らぬは人事のみばかり、なのである。前回に続き、企業の集合研修の問題点を指摘する。

人事部が一生懸命準備し運営していることは
実は役に立っていない

 人事部門や教育部門が、多忙な中でも最大限の目配り・気配りをし、企業内の集合研修を準備し、運営している。彼らが意識して徹底していることを、私の視点でまとめたものが、次の項目である。初めてご覧になる方は、ご自身が最近参加したり、関わったりした集合研修を思い浮かべて、あてはまるものがあればチェックを入れてみて頂きたい。

 これらの項目は実際に、集合研修の担当者が意識して徹底していることなので、多くの項目にチェックが入ったのではないだろうか。しかし、これらはいずれも、ビジネス伸展を阻害している要素と言わざるを得ない。前回は(1)から(5)について解説した。今回は(6)から(10)について、なぜ、これらの要素がビジネス伸展を阻害するのか、ご紹介していきたい。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

山口 博

やまぐち・ひろし/慶應義塾大学法学部政治学科卒(サンパウロ大学法学部留学)、長野県上田市出身。国内大手保険会社課長、外資系金融保険会社トレーニング・シニア・マネジャー、外資系IT人材開発部長、外資系企業数社の人事部長、人事本部長歴任後、現在、コンサルティング会社のディレクター。横浜国立大学大学院非常勤講師(2013年)、日本ナレッジ・マネジメント学会会員。近著に『チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月)がある。

 


トンデモ人事部が会社を壊す

サラリーマンの会社人生のカギを握る人事部。しかし近年、人事部軽視の風潮が広まった結果、トンデモ人事部が続々と誕生している。あっと驚く事例をひもときながら、トンデモ人事部の特徴や、経営陣がすべき対処法などを探っていく。

「トンデモ人事部が会社を壊す」

⇒バックナンバー一覧