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マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー

記録を記憶に変えるフォトブックの再現力

実感した「データをストーリーで読む感動」

藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]
【第76回】 2015年4月13日
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スマホとフィルムで
撮り方はどう違う?

 入社式や入学式も一段落し、本格的な新生活が始まったという方も多いのではないでしょうか。新たなスタートを迎えるタイミングというのは、1年の中で最もたくさん写真を撮る時期でもあるかもしれません。

 ところでみなさんは、撮影した写真を現像していますか? いえ、デジタル写真全盛の今日では、現像というより「紙にプリントアウトしましたか?」とお聞きするほうが的確かもしれません。

Photo:gpointstudio-Fotolia.com

 そういう私自身、気が付けばデジタルカメラが登場した頃から、久しく写真をプリントアウトをしていませんでした。スマートフォンを使うようになってからは、もっぱらメモリカードに保存しっぱなしです。

 出かけた時においしい料理や素敵な風景に出会ったり、旅行先での思い出をソーシャルメディアで公開したり、愛犬の成長記録を残すため……と、写真を撮る目的は一応持っているつもりですが、撮り溜めた写真を後日改めて見ることは、正直あまりありません。

 銀塩フィルムの時代は、撮れる枚数に限りがあり、「この1枚」というベストの写真を撮ってやろうという意識が常にありましたが、デジタルの時代になってからは、「とりあえずたくさん撮っておこう」というように自分の意識も大きく変ってきたと思います。

 子どもの頃、両親は私にアルバムを作ってくれました。私の父はカメラマニアで、家族で出かける時はどこに行くにも大きなカメラを持ち歩き、写真を撮っていました。高校生になっても、入学式や卒業式といった節目には必ず私の写真を撮り、アルバムに張っては整理してくれていました。

 父には、息子のためにベストの1枚を集めた成長記録を残してやりたい、という気持ちがあったのでしょう。だからこそ、後々まで見られるよう自分の作品をアルバムに整理し、私への贈り物としたのだと思います。

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藤田康人 [インテグレート代表取締役CEO]

慶應義塾大学を卒業後、味の素株式会社を経て、92年、フィンランド人の社長と二人でザイロフィン ファーイースト社(現ダニスコジャパン)を設立。素材メーカーの立場から キシリトール・ブームを仕掛け、キシリトール製品市場はゼロから2000億円規模へと成長。07年、株式会社インテグレートを設立し、代表取締役CEOに就任。著書に『どう伝わったら、買いたくなるか』『99.9%成功するしかけ』 『漂流する広告・メディア』講演活動も行っている。integrateGroupウェブサイト:http://www.itgr.co.jp/

 


マーケットが見える!人のココロをつかむセオリー

インターネットなど双方向メディアの普及に伴い、従来の広告メッセージが届きにくい時代になったと言われます。どんな方法なら消費者とのコミュニケーションが成立するのか。「次世代IMC」を掲げる注目のマーケティング企業CEOがその極意を伝授します。

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