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ロジカルイングリッシュ
【第4回】 2015年5月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
有元美津世

「~させていただきます」を英語で言えますか?

メール、もしくは口頭で当たり前のように使っている「~させていただきます」。これを英語にすると、どんな表現になるのだろうか? ロジカルイングリッシュの視点から見てみよう。

「Let me~」を
使いこなそう!

 まず、下記の英文を見てほしい。

Let me repeat that now is the time.
(今がその時だと、もう一度言わせてください)

 これは説得したり、提案したりする際に、強調するときの表現だ。Let me ~というのは、直訳すると「~させてほしい」という意味だが、I’m going to ~、I’ll ~と同じ意味になる場合もある。

 たとえば、Let me help you. は「手伝いましょう」という意味で、I’ll help you.と同じ意味だが、Let meのほうが自然な表現といえる。

「~させていただきます」を英語で言うと?

 そしてLet me repeat ~は、I’m going to repeat ~と言い換えることもできる。日本語には「〜させていただきます」という表現があるが、それと同じようなものと理解しておくと覚えやすいかもしれない。この英文のバリエーションを紹介しておくので、一緒に頭に入れておくと便利だろう。

・I’m going to repeat that this is not the time.
(今はその時ではないと、もう一度、言います)

・Let me repeat what you should bring tomorrow.
(明日、持参すべき物をもう一度言います)

・Let me repeat how we need to handle this.
(これをどう扱うべきか、もう一度言います)

・Let me reiterate the following points:
(次の点を改めて申し上げます)

・Let me reiterate what I think.
(私の考えを改めて申し上げます)

 reiterate という単語には馴染みのない人が多いかもしれないが、「力をこめて繰り返す」という意味で、repeat より力説感がある。日常会話では使われないが、ビジネスではよく使われる言葉の一つだ。仮に自分では使わなくても、聞けばわかるようにしておきたい。

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有元美津世

大学卒業後、日米企業勤務を経て渡米。日本企業のアメリカ立ち上げに携わり、MBA取得後、独立。16年にわたり日米企業間の戦略提携コンサルタントとして、日米企業の技術ライセンスや市場調査に携わった。現在は投資家として世界経済の動向を追っている。在米30年。
20年以上にわたる国際ビジネスでの実務経験を基に書かれた語学書では、実際にビジネス現場で使われる英語表現を紹介しており、豊富な例文が「かゆいところに手が届く」と多くの読者から支持されている。
「外資系の人事担当者で知らない人はいない」という20年以上のロングセラー『英文履歴書の書き方』を筆頭に、『面接の英語』『プレゼンの英語』『ビジネスに対応 英語でソーシャルメディア』『英語でTwitter!』『これからを愉しむ大人の英会話』(すべてジャパンタイムズ刊)など著書26冊。韓国語や中国語にも翻訳され、韓国、中国、台湾で出版されている。CNET Japanなどでコラムも連載中。


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