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就職できない若者の「トンデモ言動」

落ちるエントリーシートに足りない4つのポイント

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第33回】 2015年6月3日
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エントリーシート、あなたはスムーズに書けますか?

 就職活動の最初の関門であるエントリーシート。この書き方には、頭を悩ませる学生も少なくないでしょう。

 エントリーシートは企業によって設問が異なることが多く、「学生時代に力を入れたこと」をはじめとした内容から、「シチュエーション別(クレームを受けた場合の対処法など)の対応」を書くものまで様々です。

 最近は、入力する項目が共通であるOpenESを使う学生も増えていますが、ネット上を見ても実に様々なレクチャーが存在します。しかし、実際には、何が正解か、結局わからないままエントリーシートを書き、ES落ちする学生が実に多いように思います。そこで今回は、落ちるエントリーシートに欠けている4つのポイントをご紹介します。

<1>エントリーシートは大切なPR商材
「自分らしさ」の見つけ方

 まず念頭に置くべきことは、エントリーシートが最初の関門であると同時に、その後の選考においても重要な役割を担うということです。

 例えば、エントリーシートが選考を通過したとすれば、その後の面接の資料としてもエントリーシートは使われていくことになります。ですから、第一関門を通過するための書類と考えずに、ここで徹底的に自分らしさを研究する機会と思って取り組む必要があります。しかし、エントリーシートで落ちる学生や一次面接で落ちる学生の多くは、それが欠けているように思います。文章を普段から書いていない方は、初めての報告書を書くつもりで取り組んでみましょう。

 ある福祉専門メーカーの社長は、普段から接する機会の少ない社員の日報や業務報告書に目を通した上で、評価の判断材料の一部にしています。この先、社会人になったら、ビジネスメールをはじめとして様々な文章作成は増えていきます。いま取り組んでいるエントリーシートに苦戦していても、それは将来の為の大切な糧となるのです。

 誤字脱字だけで必ずしも即不採用となるような極端なケースばかりではありませんが、少なくとも“姿勢”として見られているのは間違いありません。第三者が読んでも理解できる内容になっているか、面倒がらず、他人に客観的に見てもらうことが大切です。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

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