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ホリエモン的常識

Z会の栄光ゼミ子会社化で教育産業も戦国時代へ
【ホリエモン的常識】

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第35回】 2015年6月9日
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Q.Z会を運営する増進会出版社が「栄光ゼミナール」などを運営する栄光ホールディングスを完全子会社化すると明らかにしました。合従連衡が進み、スマートフォンアプリの企業参入も増えている教育業界ですが、今後どういった企業が生き残ると思いますか?

実践的な技術やテクニックをもつ教育産業と
世界レベルで優れている教材企業が生き残る

A.教育業界に限った話ではなく、これからはグローバル競争激化の時代に入りますから、トップダウンで迅速な経営判断ができるところでないと生き残れず、業績が悪化して他社に吸収されるか潰れてしまうでしょう。

 また長期的に教育業界を見ると、大学というものが持っているブランド力がどんどんなくなっていきますから、大学を頂点とした日本の受験ヒエラルキーは崩壊していく方向ではないでしょうか。

 これからはより実践的ですぐに社会で役立つような技術やテクニックなどを教えていく教育産業が伸びていく気がします。教材そのものは、「カーン・アカデミー」から「TEDx」などまで世界的に優れているものに集約されていくでしょうから。

 短期的には受験産業の残存者利益を追う方向で、今回のようなM&Aの流れが続くのではないでしょうか。

Q.新著『あえて、レールから外れる。逆転の仕事論』(双葉社)からは、会社を辞めて活躍する人々のインタビューを通じ、「没頭できる仕事を選べ」と伝えたかったように感じます。会社勤めの人にどのようなメッセージを届けたかったのでしょうか?

仕事とか別に選ぶもんじゃないよ
好きなことにハマって、それでいいじゃない

A.メッセージを届けたかったというよりは、いわゆる引かれたレールとかはないんだけれど、「勝手にそういうレールがあるって勘違いして、息苦しく生きている人なんかには目もくれず、まあ俺たち勝手に楽しくやってるよ」と自慢している本です。

 仕事とか別に選ぶもんじゃないです。好きなことにハマって、それがたまたま商売になって金を稼ぐことを意識しなくても生きられる、というか……。そもそも登場人物には会社員経験ない人のほうが多いでしょ。私も含めた登場人物の大半は、仕事を選ぶって概念すらないのだと思いますね。

 常識に縛られていると、こういう質問をしてくるのだと思います。タイトルは編集者が提案してきのですが、このタイトルに引きずられている感はありますよね。

 なので、もっと心をクリアにして、というか、子どもの頃の感覚に戻って読むといいのだと思います。

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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