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実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

「借金してでも金払え!」
幸せな再婚を打ち砕く前妻の守銭奴ぶり(上)

露木幸彦 [露木行政書士事務所代表]
【第5回】 2015年6月6日
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一寸先は闇!?
急増する「再婚トラブル」

 この連載では、主に離婚に焦点を当てて相談事例を紹介していますが、今回は離婚の一歩先にある「再婚」に目を向けてみましょう。

 みなさんは再婚というと、どのような印象を持つでしょうか?2回目とはいえ「結婚」とほぼ同意語なので素敵で幸せで楽しい…といった前向きなイメージがあるかもしれませんが、一寸先は闇です。

 ただでさえ前妻側の人間は「前夫の再婚」を手放しで喜ぶことは難しいのですから、前妻との間に子どもがいたらどうでしょう。「パパが、ママとは別の女性と一緒になる」のですから、複雑な感情になることは想像がつきます。そういった感情論もさることながら、今回取り上げたいのは、もっと下世話なところ…つまり、お金の話です。

再婚後に発生しがちな前妻とのトラブルとは?
Photo:denebola_h-Fotolia.com

 再婚後、主に養育費がかさみ、気がついたら借金が年収相当に膨れ上がり、すでに自己破産の一歩手前で家族離散の危機に直面していた…そんな悲惨かつ不幸な再婚カップルが私のところに相談に来るケースが急増しています。特に今年3月は、全体の7割が再婚絡みの相談でした。

 6月といえばジューンブライドですが、最近、ワイドショーで話題になるのは、やはり「芸能人の結婚」。たとえば歌舞伎俳優の中村獅童さん、美人弁護士の大渕愛子さん、そしてトレンディ俳優の豊川悦司さんなどですが、この3人の共通するのは再婚だということです。報道によると中村獅童さんは前妻との間に子どもがいるそうで、それは豊川悦司さんも同じです。そして大渕愛子さんの現夫・金山一彦さんも前妻との間に子どもがいるようです。ただでさえ有名人のプライベートは注目度が高いのですが、前述の通り、人間関係が複雑になる再婚の場合はなおさらでしょう。

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露木幸彦[露木行政書士事務所代表]

つゆき・ゆきひこ/行政書士、フィナンシャルプランナー。1980年生まれ。国学院大学卒。男性の離婚相談に特化した行政書士事務所を開業し、開業から6年間で有料相談件数7000件、法律文書作成900件を達成。公式サイトは1日訪問者3300人、会員数は1万3000人と、業界では最大規模にまで成長させる。2008年よりドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで法律監修を担当。四半期に一度、大相談会を開催している。主な著書に『結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法』(中央公論新社)、『離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152』(小学館)、『男のための最強離婚術』『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則』(共にメタモル出版)などがある


実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

昨今の離婚事情は複雑化している。夫が借金、浮気、暴力を繰り返して妻に愛想を尽かされるという「昭和型離婚」ばかりでなく、足もとでは「草食系離婚」も急増している。妻が多重債務、不倫、ヒステリーなどを繰り返し、真面目で優しい夫がそれに絶えられなくなって離婚を決意するというパターンだ。そうしたなか、離婚トラブルで悩み悶える男性が増えている。一度離婚トラブルに発展すると、男性は多くの精神的・物理的な負担を強いられる。到底納得できない理不尽な離婚トラブルに意図せず巻き込まれた場合に備えて、普段から対処法を考えておくことは必要だ。「男性の離婚相談」に特化し、数多くの相談実績を誇る行政書士の露木幸彦氏が、毎回実例を挙げながら、男性が陥り易い離婚トラブルへの対処法を指南する。読まずに泣くか、読んで笑うか――。現在離婚トラブルで悩んでいる人もそうでない人も、「他人事ではない男の離婚」について考えるための参考にしてほしい。

「実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦」

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