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シンプルに考える
【第10回】 2015年6月15日
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森川亮

LINE(株)CEOを退任した森川亮氏が明かす!
ズバ抜けた結果を出す人が、絶対にやらないこと!

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「あれも大事、これも大事」と悩むのではなく、「何が本質なのか?」を考え抜く。そして、本当に大切な1%に100%集中する。シンプルに考えなければ、何も成し遂げることはできない――。LINE(株)CEO退任後、ゼロから新事業「C CHANNEL」を立ち上げた森川亮氏は、何を考え、何をしてきたのか?本連載では、待望の初著作『シンプルに考える』(ダイヤモンド社)から、森川氏の仕事術のエッセンスをご紹介します。

結果を出し続ける「すごい人」が、恐れているものとは?

  空気を読まない──。
 これは、LINE㈱で結果を出し続けている「すごい人」たちの共通点です。

 上司が目指している方向性が間違っていると思えば、臆することなく自分の意見を述べる。エンジニアがデザイナーの仕事に「ダメ出し」をすることもあれば、デザイナーがエンジニアに「ダメ出し」をすることもある。ときには、周囲の反対を押し切ってでも、自分が信じるプロダクトをつくり上げてしまう。自分が「違う」と思えば、空気を読まずに突き進むところがあるのです。

 サッカーにたとえれば、野性的なフォワードのような存在です。
 ゴールへのイメージが明確に見えたら、自分でドリブルをしてシュートを打ちにいく。逆サイドでキャプテンが「パスを回せ」とサインを送ってもお構いなし。自分の頭でゲームの全体状況を把握して、「これがベスト」だと確信する方法でゴールを狙うのです。

 だから、誤解を恐れずに言えば、「すごい人」には、大企業にうまく馴染めなかった人が多いように思います。

 大企業で、上司のサインを無視して、自分の判断でシュートを放てばどうなるでしょうか? ゴールを外したときはもちろんのこと、たとえゴールを決めても批判されます。「あいつは自分勝手だ」「あいつは使いづらい」……。周囲の人たちもその空気を敏感に察知して、彼らを遠巻きにし始めます。 

 それでも、彼らはプレーの仕方を変えようとはしません。
 なぜなら、恐れているからです。
 何を恐れているか? 

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森川亮 

1967年神奈川県生まれ。1989年筑波大学卒業後、日本テレビ放送網に入社。幼少時から一貫して音楽を続けてきたこともあり、音楽番組の制作を希望するもコンピュータシステム部門に配属。本格的にコンピュータを学ぶ。インターネットの登場に刺激を受け、ネット・ビジネスに傾倒。ネット広告や映像配信、モバイル、国際放送など多数の新規事業立ち上げに携わる。仕事のかたわら青山学院大学大学院にてMBAを取得。2000年にソニー入社。ブロードバンド事業を展開するジョイントベンチャーを成功に導く。2003年にハンゲーム・ジャパン株式会社(後にNHN Japan株式会社、現LINE株式会社)入社。4年後には日本のオンライン・ゲーム市場でナンバーワンとなる。2007年に同社の代表取締役社長に就任。2015年3月にLINE株式会社代表取締役社長を退任、顧問に就任。同年4月、動画メディアを運営するC Channel株式会社を設立、代表取締役社長に就任した。


シンプルに考える

「あれも大事、これも大事」と悩むのではなく、「何が本質なのか?」を考え抜く。そして、本当に大切な1%に100%集中する。シンプルに考えなければ、何も成し遂げることはできない――。LINE㈱CEO退任後、注目の経営者がはじめて明かす「仕事の流儀」!

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