ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
ここから始める! ポジティブメンタルヘルス

部下のメンタルヘルスによいマネジメント・悪いマネジメント

津野香奈美,TOMH研究会
【第5回】 2015年6月13日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

依然として悩ましい職場のメンタルヘルス問題。“未然防止”が重要になる今、人事部門がどう考え方を見直し、動けばいいかを、すぐ使える具体的なツールも含めて紹介する連載です。

マネジメントスタイルの影響力 

職場の人間関係は、上司の仕事に対する姿勢・部下への接し方で大きく変わります

 厚生労働省による調査で、働く人の約6割が自分の仕事や職業生活に関して強い不安、悩み、ストレスがあると回答しています。中でも最も多くの人がストレスと感じている項目は「職場の人間関係の問題」です※1。

 職場の人間関係は個人の問題として捉えられがちです。しかし、実は上司の仕事に対する姿勢や部下への接し方が、人間関係を含む職場風土に少なからず影響を与えています。上司がどのようにマネジメントするかによって、職場の雰囲気や働きやすさが形づくられているといっても過言ではありません。

 それゆえ、職場におけるメンタルヘルス対策や、健康いきいき職場づくりを進めるにあたり、上司のマネジメントスタイルはキーファクターの1つとなっています。誤解を恐れずに言えば、職場が活性化するか、逆に部下が疲弊してしまうかは、上司のマネジメント次第なのです。

 連載第5回である本稿では、「マネジメント」に焦点を当てて、近年研究によって明らかになっている、部下がハラスメントだと感じるマネジメントスタイル、あるいは逆に部下が最もストレスを感じないマネジメントスタイルなどを紹介し、人事労務部門からどのようなアプローチが可能なのか、考えてみたいと思います。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

TOMH研究会

「東京大学Occupational Mental Health」研究会。2009年に発足。臨床心理士や産業医、産業保健の研究者など、研究と実践領域の専門家が集まる。鍵となるテーマを検討・追究し、研究と実践の橋渡しを通じて、働く人全てのメンタルヘルス向上と、専門職のレベルアップに役立つノウハウの蓄積を行う。


ここから始める! ポジティブメンタルヘルス

依然として悩ましい職場のメンタルヘルス問題。" 未然防止"が重要になる今、人事部門がどう考え方を見直し、動けばいいかを、すぐ使える具体的なツールも含めて紹介する連載です。第1回目は、これまでのメンタルヘルスの課題と新しい潮流、そして連載の構成について紹介します。

「ここから始める! ポジティブメンタルヘルス」

⇒バックナンバー一覧