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「ハンダ女子」現役大学生も参戦!
IoTハッカソンで披露されたクラウド活用アイデア

休日に「DMM.make AKIBA」に集合して開発を進める、チーム「Dynamon」のメンバー。写真左から、衣斐秀聽さん、藤牧美咲子さん、宇都宮綱紀さん、松田和之さん Photo:DIAMOND IT & Business

 ものづくりにかける熱い戦い「AWS Summit Tokyo IoTアイデアソン&ハッカソン 2015」が、6月2日に都内で開催された。

 このIoTハッカソンは、アマゾンのパブリッククラウドサービスである「AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)」が提供する40を超えるサービスやクラウドの拡張性、柔軟性を活かしつつ、インテル社の超小型コンピュータ「Intel Edison(エジソン)」を利用した「IoTサービス」のアイデアやモノ作りをテーマに開催された。事前に行われたアイデアソンを勝ち抜いた5チームが、ハッカソンに進めるトーナメント方式で行われた。

短期決戦ではない点が珍しい
じっくり作れるハッカソン

 ここ数年、IT業界で「ハッカソン(Hackathon)」が注目されているが、耳に馴染みのない人のために簡単に紹介しておこう。そもそも、ハッカソンという言葉は、ハック(hack)とマラソン(marathon)を合わせた言葉だ。同じテーマに興味を持った開発者が集まり、協議・協力しながら集中的にシステムを開発する催しで、一般的に最低限1日から1週間の期間で開催される。

 今回の「AWS Summit Tokyo IoTアイデアソン&ハッカソン 2015」は、AWSが提供するサービスとインテルのEdisonを活かした「IoT サービス」を生み出すことをミッションとしており、IoTの新しい世界観を考えていこうというものだ。

 応募総数136名、そこから1次予選を通過したのが約71名。71名が12チームとなり、アイディアソンでプレゼンした結果5チームまで絞られた。そしてこの5チームが6月2日に最終プレゼンを行い、優勝を争った。今回は、本当に作りたいものを作ってもらいたいという主催者側の考えから、アイデアソンを勝ち抜いたチームには、約1ヵ月というハッカソンとしては異例に長い制作期間が与えられた。

最終選考に残った
5チームの秀逸なアイデア

 では、アイデアソンを勝ち抜いた全5チームを紹介しよう。

 まず1つ目のチームは、スマートロックにヒントを経て、使った分だけ従量課金できる電源コンセントを開発したチーム「クリッキー」。現在、飲食店や公共施設では、コンセントを無料で貸し出したり、そもそも利用できないようにしているところも増えてきているが、このコンセントは使用した分だけ課金でき、時間制で貸し出しするなど、利用条件や課金額を設定できる。

 続いて、映画「ベイマックス」さながら、ロボットのキャラクターや、蓄積されたデータ(顔認識など)をクラウドで他のロボットと共有するシステムを開発した「Poly's Factory」。このシステムは、サポートが終了したソニーのペット型ロボット「AIBO(アイボ)」などのペットロボットや、これから出てくるであろう「人工知能(AI)」を使ったロボットのデータもクラウドで共有できる世界を目指している。

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