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超売り手市場で続々と生まれる
求人サイトの気になる「マッチング力」

プレスラボ
2015年7月10日
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今や、キャリアアップを求めての転職は珍しくなくなった。空前の人手不足も相まって、求人サービス業界では新興の転職サイトが次々に出現している。かつてないほど転職サービスが活況を呈する背景には、何があるのか。多種多様な人材を企業とマッチングさせる、その徹底したコンセプトとは?「今どき求人サービス」を徹底分析する。(取材・文/プレスラボ・梅田カズヒコ)

指先一つで手軽に個人の志向に基づいて求人情報を検索できる

 現在、労働市場がかつてないほど「売り手市場」となっている。6月15日付けの日経新聞の記事によると、派遣社員の時給は2年連続で前年同月を上回り、求人数も過去最高に。背景には、アベノミクス・円安効果での景気回復がある。とりわけマイナンバー制度の導入に伴い、IT関連の引き合いが活発になっているようだ。

 また、同記事では求人サービスのインテリジェンスが発表した転職求人倍率が1.21倍(IT・通信分野に限れば3.1倍)、求人数全体も前年同月に比べて23.9%増加し、2008年から始まった同調査のなかでは過去最高を記録していることがわかったという。

 そんななか、求人サービス業界は絶好調だ。筆者の周囲の経営層や人事関係者に聞いても、「人不足が深刻だ」という声をよく耳にする。また、「いい人であれば高額でも採用したい」という声もよく聞くようになった。これまで、まずは面接をして良さそうな人を入社させ、OJTで育てて――という人材育成を行ってきた企業でも、「即戦力が欲しい」「他にない有能な人材が欲しい」と、より実践的な経験を積んだ人を採用する傾向が高まっているように感じる。

 そうなると重要になるのは、人材と企業とのマッチング。企業が人材獲得のためにエージェントなどを活用するケースが増えている。読者の中には「自分も転職エージェントからの勧誘を受けたことがある」という人もいるかもしれない。自分でなくても、勧誘を受けた経験のある人が知り合いに1人はいるのではないだろうか。

LINEで求人、SNSの友達ツテで転職
新時代の求人サービスが続々登場

 世間では、ベンチャー発のこれまでにない発想を持つ新しい求人サービスが増えている。転職市場が好況なことに加えて、労働現場がよりきめ細かいスペックや属性を持った社員を欲していることなどがその理由だ。具体的な事例を挙げながら、徹底分析してみよう。

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